京都府城陽市は、文化パルク城陽(同市寺田)を80億円で売却後、25年で計100億円の賃貸借料を払い利用を続ける「セール・アンド・リースバック」の契約を、1日付でNTTファイナンス(東京)と締結する。
契約書によると、同社は1日に80億円を一括で市に支払い、市は来年から2043年まで、毎年1月末に賃貸借料4億円を払う。修繕費は市が負担する。それぞれ相手の承諾なく第三者への譲渡などはできない。施設は25年後、市に無償で戻るが、同社の承諾の上で市が全額を繰り上げて支払った場合、その時点で契約は終了する。
市財政課は「議会の議決を得て、粛々と手続きを進めてきた。今後80億円の使い道が重要になる。使途を明確にしていきたい」とする。NTTファイナンス経営企画部広報部門は「セール・アンド・リースバックの実績はある。契約できて大変喜ばしい」とコメントした。
セール・アンド・リースバックを巡っては、施設売却は地方自治法違反だとして、手続きの中止を求め2件の住民監査請求が出されている。
【 2018年02月01日 11時39分 】
契約書によると、同社は1日に80億円を一括で市に支払い、市は来年から2043年まで、毎年1月末に賃貸借料4億円を払う。修繕費は市が負担する。それぞれ相手の承諾なく第三者への譲渡などはできない。施設は25年後、市に無償で戻るが、同社の承諾の上で市が全額を繰り上げて支払った場合、その時点で契約は終了する。
市財政課は「議会の議決を得て、粛々と手続きを進めてきた。今後80億円の使い道が重要になる。使途を明確にしていきたい」とする。NTTファイナンス経営企画部広報部門は「セール・アンド・リースバックの実績はある。契約できて大変喜ばしい」とコメントした。
セール・アンド・リースバックを巡っては、施設売却は地方自治法違反だとして、手続きの中止を求め2件の住民監査請求が出されている。
【 2018年02月01日 11時39分 】