娘夫婦の車に同乗し、伊那路を駒ヶ根まで往復した。2年前にも行っている。若い頃から、秋の情趣に触れたいときは、この日帰りルートをよく辿った。
三遠南信道の開通区間と、153号線・151号線の改修で、浜松から駒ヶ根高原までの時間距離は、年ごとに縮まっている。
平成の大合併で市境を接したものの、天嶮の山稜が境界を成す飯田市を、数年前までは隣接市と実感できないでいた。それが至る所の難所で、トンネルや架橋が施工され道路改良が進み、年次、両市の中心が時間的に接近していることを実感する。
既に東部の甲斐路は、中部横断自動車道の新清水JCTから双葉JCT間が2021年8月開通し、浜松から甲府へのアクセス時間が短くなっている。遅れている三遠南信自動車道の全開通が待ち望まれる。
153号線沿いの民家にはキンモクセイが多く、車の窓を開けると満開のキンモクセイの甘い香りが車内に満ちる。
秋の伊那路は、紅葉もさることながら、リンゴと蕎麦とキノコが楽しみだ。今回から、地酒が楽しみから消えているが・・・
今回の行き先は、例によって「かんてんぱぱ」内「そば処栃の木」と、経路の途中に幾つか在る「道の駅」。昼食の十割り蕎麦と果樹・野菜・キノコの購入が目的である。
早々と「花の里道の駅いいじま」で
マツタケとコウタケを見つけた。
土瓶蒸し用に好適な大きさのマツタケ。
今回初お目見えのコウタケ。香茸と書くらしい、2年前には、ショウゲンジという珍しいキノコが買えた。
キノコを自分で採るのは無理だから、秋に山国に行って珍しいキノコと出会う。調理法も土地の人に訊くのが安心だ。
伊奈山地の向こうに南アルプス。すっかり遠い思い出だけの山並みになった。伊那山地では、怖いのと楽しいのと、ふたつの背反する体験をした。
イチイだろうか?垣根に赤い実が成っていた
イチイなら、北海道ではこの実をアイヌ語で「オンコ」と呼ぶ
まだ鳥に啄まれていないガマズミ
コバノガマズミもあった
今年初めて出会ったオミナエシ
ノコンギク?
思い出深い頂上木曽小屋のある木曽駒ヶ岳
今年初めて出会ったオミナエシ
ノコンギク?
思い出深い頂上木曽小屋のある木曽駒ヶ岳
千畳敷カールのナナカマドはいっぱい実を着けているだろう
シユウメイギク
シロバナホトトギス
シユウメイギク
シロバナホトトギス
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