11月27日、遷宮で賑わう伊勢市で第31回三重県更生保護大会が有りましたので桑名の保護司の皆さんと出掛けました。
伊勢の玄関、近鉄宇治山田駅前の伊勢市観光文化会館で先ずは受付を済ます。 開会に先立ち伊勢音頭の唄と舞いで堅い大会を和らげていただく。 ひな壇には更生保護関係の方や来賓の方が勢ぞろい。 保護司とは犯罪を犯した少年や成年の方々の社会復帰等の更生と犯罪の無い社会を作る活動に従事する「非常勤で無給の国家公務員」の地位ですが最近は保護司に成って頂く方が少なく、高齢化が進み隠れた社会問題に成っています。 お陰さまで桑名市を含め三重県の犯罪はこの数年減少傾向に有りまが覚せい剤等の薬物犯罪は一向に減少しない。 この大会は天皇陛下からの叙勲や法務大臣からの褒章などを頂いて日頃の御苦労をねぎらう式典でもあります。今年も多くの方が栄誉に輝きました。 お忙しい中、鈴木伊勢市市長、鈴木三重県知事もお祝いに駆けつけて下さって華を添えて頂いた。 一つ残念な事は桑名市在住で、任期を全うされたベテラン保護司さんがこの大会で大臣表彰を受ける事になっていましたが昨日(26日)お亡くなりになられた、そして今夜お通夜という悲しい因縁、人生本当に諸行無常の毎日で有ります。
多度大社から500m程の街道に御覧の様な昔ながらの歴史的価値の有る商家が有るのですがここも後継者不足でこのままでは何れ空き家、解体の運命になる。
そこで歴史的価値の有る街並みを保存する勉強会が桑名市主催で行われた。
この様な街並み保全は意外と地元の方は何時も見ているので余り興味が無いのが現実です。
しかし観光客の人にとっては素晴らしい景観なのです。街並みを残しながらこれを活かした街づくりが今回のテーマ。
いろいろと意見が出て楽しかった、私も商工会代表として大いに語る、「地元の方々には観光衰退に危機感が無い」、本当の事を云うと地元の人からは反発を買う。
彼は津から北学生さん、多度の印象を語ってくれたがその内容は地元の人の認識と遥かに離れたもので有った。
この様な意見が大事なのだ、彼は多度の門前が好きだから率直な意見を述べた。
これからも何回かこの様な勉強会がなされる、意識改革はカタツムリの歩くより遅いが熱意が有れば必ず成しうる、の信念が大事。
桑名市は昨年の12月に市長選挙が有り10年以上続いた市長から若い市長に政権交代がなされた。新市長の方針は市民全員参加の市制と云う事で市長自ら出向いて市民の方と膝を交えて市制を語ると云う事で16日は私どものの自治会で「どこでも市長室」が行われた。
桑名市は財政が非常に厳しく、来年度は各種団体に対する補助金が一律20%カットされると云う事で先ずは桑名の財政の説明から始まる。
桑名市の財政説明、財政の内容の見方も色々と有るが
桑名市の場合、桑名市独自に自由に使えるお金は予算のわずか2.8%で三重県でワースト2です。これは今の市長が作った財政では無いので速く自由に使えるお金が15~20%に成ってほしいものだ。
その後各自治会から色々と要望が山の様に市長に要請、厳しい財政で何が出来るのか。
前市長には無かったこの様な催しごと、若い市長はフットワークが良いので市民に高感度ですが真価が問われるのはこれからだ、応援するぞ。
今日は地元の小学校フェスティバル。あいにくの空模様でしたが朝の8時に集合して受持ちの餅つきの準備です。体制の整った頃から小学生の皆さんに餅を突いて貰った。
どこも少子化と老齢化です。3年ほど前に小学校2校が統合されたがそれでも生徒は100名程です。今の時代この様に餅を突く家庭も少ないので子どもたちは楽しそうです。
校長先生も危ない腰つきで餅をついてくれました。
体育館の方では中学生のお姉さんがの吹奏楽が始まっていました。
小学生の生徒さんの発表も有りました。
最後は全員体育館に集まって豚汁、焼きそば、きな粉もち、アンころ餅、野菜餅等を全員で頂きました。
楽しんだのは子供達を見る父兄の人、孫の姿を見るお爺ちゃんお婆ちゃん達でした。
生徒を代表して「お父さんやお母さん、多くの地域の皆さんに豚汁や焼きそば、餅を突いて戴き有難うございました、戴きます」の挨拶で食事が始まりました。
先日まで京都で静養中で有りました。静養中と云っても根が貧乏性ですからついウロウロと加茂川沿いを3km程ゆっくりと散歩する。
加茂川の河川敷と京都市民の憩いの場、色々な光景が目に入ってくる。散歩しながら本当に「安陪のミクスで日本は元気を取り戻すのか」と生意気に考えてしまう。
加茂川沿いの桜が紅葉してきました、ランニングを楽しむ人に何人も出会い、こちらも走りたく成った。
安陪のミクス一本目の矢は異次元の量的緩和・・・・つまり1万円札を大量に印刷して円を市場に送り出し円安に仕向けた。円は対ドル相場で75円から97円の円安になり輸出産業は元気付いた。
何時もこの飛び石を渡って対岸に行くのですが今日は少し水量が多くて渡れませんでした。
安陪のミクス2本目の矢は量的緩和で公共工事等を出すことで国内産業を潤し、サラリーマンの人達の給与所得をあげてデフレ脱却を狙う。
芸術の秋、沢山の人が川沿いでキャンパスに秋を描いていた。
安陪のミクス3本目矢は規制緩和をやって民間活力を促し、活力ある日本を取り戻す。確かに安陪政権になってから日本の沈滞したムードは一変して明るさが見えて来た。
河川敷公園には金木犀のさわやかな香りが漂っています、京都で休養が出来て本当に良かった。
しかし安陪総理は人間の本質を知らない、経済が良くなると「衣食足りて礼節を知る」を忘れて必ず人間は「衣食足りて礼節を忘れる」になるのです。もっと豊かになりたい、もっと贅沢をしたいの欲望が湧いてくる。
そこで必要なのが安陪のミクス第4の矢はブータンの国の様に精神的幸せ、感謝の心を教育する事です。多少生活は不便でも有難いな~、お陰さまでの感謝の心が無ければ人間は際限なく欲望を貪る事でしょう。
安陪総理は第4の矢は射てれるでしょうか。
京都での休養は10月で終わり又猛烈に年末に向けて動き出した私で有ります。