11月27日、桑名市社会福祉大会が桑名市総合福祉会館でありました。その時に「盲導犬グレースとともに 夢見る力を信じて ~お話とピアノの弾き語り~ 」と云う題目で記念講演をして頂いたのが弱視の彼女です。
何故彼女は視力を失ったのか、そして視力を失ってからの生活などを大変歯切れの良いトークで語ってくれました。会場には耳の不自由な方もみえますのて手話通訳もされました。
歌を歌いピアノを奏でる彼女、盲導犬のグレースは御主人様に尻を向けておとなしく休憩タイムの様です。私は最後まで彼女の講演と歌を聴きたかったのですが大変残念な事に次の予定が有りましたので僅か20分で会場を出ました。
私も市長から間違って感謝状を戴きましたが彼女の活躍に比べると恥ずかしいかぎりです。
彼女のプロフィール 3歳で音楽と出会い、6歳で作曲を始める。小学校5年の時に進行性の弱視「網膜色素変性症」と診断される。視力を失っていく中にあっても、“音楽家になる”夢を目指して学び続ける。「必ず夢は叶う」と信じ、一貫して大好きな音楽の道に邁進し、高等学校音楽科を卒業。阪神淡路大震災で自宅全壊に遭い、避難所.仮設住宅でも歌い続ける。その後「不自由な目で音楽を学ぶ大変さは、日本でも海外でも同じ」と、単身アメリカに渡り、ボストンのバークリー音楽大学でプロフェッシナル.ミュージックを専攻。5年の留学を経て帰国。帰国後、アメリカ育ちの盲導犬グレースと共に、学校や福祉、人権のトーク&コンサート等で活躍中。
今の彼女は殆ど全盲に近い状態です。