日本の三大祭、京都の祇園祭は7月17日の山鉾巡行で終ったと思う人が多いのですが実際には今も続いています。
色々と祇園祭の資料を紐解くと7月1日に吉符入り(きっぷいり)の神事が有るそうです。これは各山鉾町で祭りの安全祈願を行う事で祇園祭りが始るそうです。当然クライマックスは17日の山鉾巡行ですがその後も色々の神事が続くとの事。
7月28日は四条大橋鴨川で神輿洗いがあり、29日は八坂神社でこの祭りの一切の行事が終わった事を神さんに告げる神事済奉告祭があるとの事です。そして31日は八坂神社の末社の疫神社で茅の輪潜りの厄除け祈願がありやっと祇園祭は終り。
山鉾は30程有りますがその中にこんな山鉾が有るのをご存知ですか、「鈴鹿山」、由来は伊勢の国鈴鹿の山で道行く人々を苦しめた悪鬼を退治した鈴鹿権現(瀬織津姫)の山鉾。そして「役行者山」、役行者(えんのぎょうじゃ)と一言主神と葛城神の三体を山の御神体とした山鉾です。我が故郷の多度神社にも一言主神さんが祀られていますし多度山にも役行者さんが来られています、何故か深いご縁を感じるしだいの祇園祭です。
7月15日は激しい夕立が有ったが夜は夕立も上がり四条通りは人で一杯でした。
(この三枚の写真は7月15日撮影したものです)