今年は桜の開花が早いと予報されましたが最近の日本列島は暑く成ったり寒く成ったり、今日も天気予報では北海道、新潟、仙台は一部雪が降るとのことです。私がお世話に成っている湯の山のみろく苑も大変冷え込み春本番に微調整の様です。
苑一杯に有る吉野桜もほんの一輪の開花です、満開はやはり四月上旬でしょう。 そんな中一足早く陽光桜は五分咲きです、ピンク色の八重桜です。植樹されて今年で六年程経ちますが鹿に幹や枝を食べられて、絶えて絶えてやっとここまで育ちました。 春山の珍味と云えばやはり「たらの芽」草木の下刈をしてやっとここまで育ちました、スーパではハウス栽培の養殖物が出回っていますが本物の味は又格別です、近日中には天ぷらに成って食卓にお出ましでしょう。 みろく苑は紅葉の名所でも有ります、菰野富士の裾野は紅葉の木が沢山自生しています。赤ちゃんが握りしめた様な手の若葉、五月にはこの一面は新緑で覆われる事でしょう。 その紅葉の木の下でゆっくりと熟成される椎茸の原木達、秋にはりっぽな椎茸がニョキニョキと出てくるでしょう。猿に食べられない様に野生動物との知恵比べが続きます。この椎茸、身がぶ厚くて美味しい事で有名ブランド物です、予約は今からどうぞ。 身も心も春本番は四月からでしょうね、自然界は良く出来ています、余り早く春ががきてもいけないので最後の微調整の様です。