犯罪を犯した人が社会に復帰できる様、更生保護に努めるのが「保護司」です。
長い間更生保護にご尽力を頂いていた保護司さんの退任式(75歳定年)が津の保護観察所で有り桑名の退任保護司さんと一緒に出席しました。
30年から40年の長きにわたり保護司をして頂いた事に法務大臣からの感謝状が津の観察所所長より渡される。
保護司会会長からは記念品の授与。
常識外れの対象者(犯罪を犯した人)との付き合いは騙されて当たり前の世界です。まれには逆恨みされて家に放火された例もありますが殆ど危害が及ぼされる事はありません。
しかしどの保護司さんも最後は保護司をして対象者の方と付き合うことで本当に人生の勉強になったと感動の思い出を話される。
最近は保護司に成って頂く方も少なく、東京都のある区は定員の60%程度だそうです。
定年も以前は80歳でしたが今は75歳、それでも高齢すぎると思うのですが成り手が無いのが現状です。
保護司会の会長がこんな挨拶をされました、
「明日死ぬと思って精進しなさい」
「永遠に生きると思って精進しなさい」
相反する言葉ですが何時も精進して更生保護活動に努めなさいと云う事でしょう。
5月4、5日は多度大社の多度祭り、三重県の無形民俗文化財ですが一時は動物虐待とかで随分神事もおとなしくなった。
朝の6時、小雨の中神事が催行された。
小雨のため我々はテントの中で神事を見守る。祝電などは全国の神社宮司さんから頂き如何に多度大社が神徳が高いかが伺われる。
6地区から選ばれた騎手(高校生)や弓取り(小学生)等が神楽殿前に整列してお披露目です。
100m程の馬場を走り2m程の崖を駆け上がるのですが中々人馬一体とは行かず悪戦苦闘の神事です。
2mの崖を登れなかった馬は脇の階段を上がって行きます。
桑名市長も陣笠を被ってなかなかのお姿、落馬しなければ良いのですが。
小雨でしたが若い方が結構多く祭りを盛り立てて下さった。
私は門前の店屋に潜り込み友達とお酒を酌み交わしすっかり出来上がって祭りより酒を楽しんでの帰宅でした。