猛暑の夏も過ぎ田んぼの畦には真っ赤な彼岸花が咲き乱れて来ました。早いもので今年も4/3が終ってしまいました。
山里をエンジ色の三両電車がゆっくりと走ります。近鉄養老線です、三重県桑名市から岐阜県の揖斐川町までの57Kmを走るののどかな私鉄地方鉄道ですが10月1日からは運営会社が養老鉄道に変ります。
この近鉄養老線(大正2年開通、昭和19年に近鉄が運営)、最近は毎年数十億円の赤字の為、近鉄本体から近鉄100%小会社の養老鉄道(大垣市)に経営が移管され沿線の自治体の補助を受けての運営になるとの事です。
昭和30年頃、駅には3人程の制服を着た駅員さんが居て幼い私は凄くかっこ良く憧れたものですが今は殆どの駅は無人で電車はワンマン運転です。私が名古屋に通勤していた昭和40年頃の朝は何時も超満員で大変な混雑でしたが今は車社会のため昼間は一両に数人の乗車ですので赤字も当然でしょう。桑名市は三重県一の元気な市、養老線も頑張ってほしいものです。