ロンドン滞在三日目、少しゆっくりして休養。しかしイギリスに来てエリザベス女王に挨拶をしなければこれは大変失礼と思いガッキンガム宮殿に出かける。
この人だかりは何だろう。二日に一度行われる衛兵交代の儀式だそうです。待つ事３０分、門の中から衛兵が出てきました。
衛兵交代儀式も今は観光化されて大変な人気。しかし国民的アイドルのダイアナ妃が１０年前の８月３１日に亡くなられ英国王室も以前の威厳は薄くなった様です。
警備に当たる馬も立派に訓練されて「俺たちも王室を守っているぞ」と言いたい様な誇りを感じさせる馬は立派だ。
宮殿前のお花畑は管理が行き届き大変美しい。ロンドンは何処へ行っても巨木に育ったプラタナスが公園や街路樹に植えられ緑の豊かな都会です。
先ずは食料品の買い物、ロンドンで最も有名なスーパ、ＴＥＳＣＯ(テスコ)、日本のジャスコに似た発音ですね。そこで数日分の食料を買い込む。
この古いレンガ作りの建物は何でしょう、
娘(こず恵)がお世話になっている病院でロイヤルブロンブトン病院です。呼吸器循環器専門の国立病院だそうです。
ロンドン名物の二階建てバスです、ロンドンの町には何故かこの赤が似合うようです。二階からの街の眺めは又楽しいものです。
宿からバスに二回乗り換えテムズ川に出ました、大きな観覧車には一度に30人程度が乗れるカプセルか゛付いていて何故か優雅に感じます。
日本の国会議事堂に当たるのがイギリスのビックベンです、テムズ川沿いに巨大な建物、一気にカメラに入りませんでした。
一度宿に帰り、再度夜に今度は地鉄でテムズ川沿いに出る、ロンドンブリッジの夜景です、もう少し鮮明に撮れると良かったのですが。
川沿いのパブでビールを飲みながら人生を語る、夜は随分冷え込み薄手のセーターが必要でした。日本の猛暑はどうなったでしょうか。
出発の朝、色々とトラブルがありましたが無事にイギリスに着きました。
この写真は中部国際空港から成田に向かう時のものです、日本の象徴、富士山も見送ってくれました。
成田から12時間30でヒースロ空港に無事着陸、久しぶりの海外旅行のため不安と期待が交差いる12時間でした。
今回、イギリスに招待してくれました娘のこず恵です。彼女はイギリスでも治安が良いチェルシー地区に住んでおりまして高級住宅街です。御覧の様にベランダに洒落た薔薇が咲いている様な街並です。
この公園はハイドパークと言います、140万平方メートルで日比谷公園の９倍の広さです。
この公園の中にあるこの宮殿はダイアナ妃がロンドンにいる時使用された住まいです。又ビクトリア女王が生まれて宮殿です。
門の前にはダイアナ妃の写真が飾られています、イギリスだけでなく世界のアイドルでしたが１０年前に交通事故で亡くなられました。
彼女が亡くなって１０年になりますが今も彼女を偲んで献花がささげられています。
今回も八風街道（国道421号）を利用して京都府立医科大学付属病院に癌の定期健診に行く。三重県いなべ市のいしぐれ峠を越えて滋賀県東近江市に入る、以前にも紹介しました八風街道は道路拡幅工事が進み大工事中です。
滋賀県側に入り2ｋｍ程走ると最初の工事現場に出ます、ここが滋賀県側のトンネルの入り口付近です。
八風街道を下って最初に出会う集落が有ります。ここは夏、キャンプを楽しむ家族連れでにぎわっていましたが少し変った民家が点在しています。多度にも昔有りましたがわら葺屋根の家がここにあり懐かしく思いました。
この家はわら葺き屋根の上にカラートタンで覆い屋根を長持ちさせているのですが中々のデザインでセンスも素晴しいですね。
この家もそうでしょう、夏は涼しく冬は暖かい今流行のエコ住宅です。今新しく住宅を建てる方はわら葺き屋根の家を建てないと思います（法律上も火災の関係上、許可されませんが）が当時は何年かに一度、村の人々が助け合ってわらの葺き替え工事をしたものです。お互いが助け合った生活には犯罪も無く互助の精神が随所にあふれていたものです。
因みに私の膀胱癌はどうなったのでしょうか、又2mm程度のものが出現、癌とも随分長いお付き合いに成りました。今度も9月か10月に5日ほど府大病院に静養に入ります。
