先日TBS系で放送されていた『半沢直樹』が終わった。視聴率42%と云う驚異的な数字、確かに面白かった。正義が悪を倒す、現代版『水戸黄門』と良く似ているし迫力満点で新シリーズ再放送間違い無いでしょう。
しかし喜んでばかりいられない社会現象が有るのです。テレビの中で度々土下座シーンが有りましたが現実の社会でも上司と部下、お客と店、取引相手と営業マンでミスが出ると土下座させられる事が有るのです。残念ながら半沢直樹以降増加現象とか。
もうひとつ、「やられたらやり返す、倍返しだ」も流行語になっています。正義が悪に倍返すも庶民にとってはスッキリせりふで痛快ですが。
どの様な歴史が有ったのか詳しくは知りませんがイスラエルとパレスチナ、やられたらやり返す、の歴史でお互いに不信と憎しみだけが子子孫孫受け継がれて行き、平和の兆しすら無い。
アメリカはテロと戦っていると正義感を出しているが何故テロがはびこる様な社会に成ったか、これもやられたらやり返すの繰り返し主義で自分だけが正しいと思いあがっている。家庭でも、地域でも、会社でも、国家間でも同じ事が繰り返されている。
そこで提案です、「受けた恩は倍にして返す、」これが本来の人間としての受けとり方だったのです。しかし何処で我々は間違えてしまって憎しみを倍返しする様に成ってしまった。
「半沢君、次回は受けた恩は倍返し」で頑張ってくれ、ゼッタイ視聴率も以前より上がる事間違いなしだ。