23日は多度大社の新嘗祭でした。秋の収穫を祝い、神様に感謝を申し上げる大事な神事で有ります。
紅葉の始まった多度大社。私も多度の大神様にご招待を受けて神楽殿で行われた新嘗祭に厳かに参列しました。 その後、境内の馬場では小笠原流の流鏑馬神事が奉納されましたのでゆっくりと観覧、秋の流鏑馬祭りは平成2年から始まったとの事で多度大社の神事では未だ新しい神事です。 流鏑馬は走る馬上から大よそ50cm四方の板を目がけて矢を射るのですが歴史は源平の頃から行われていたそうです。 走る馬上から両手を離して背丈以上ある大きな弓から矢を射る事は至難の業、落馬も有れば矢も板を外すことは珍しくありません。 的の近くに居るこの方々は審判の方です、矢が的を打ち抜いたのかどうかを確かめて記録を取るのも流鏑馬の神事ごとの一コマなのです。 150m程ある馬場には三か所の的が有り騎手は三か所総てに走る馬から矢を射る。女性の射手や高校生の射手も挑戦し日本の伝統行事を神様に奉納する厳かな神事でした。
11月16日、今年一番の寒波来襲で鈴鹿連峰は初冠雪です。
苦手な冬がやってきました、これから4ケ月間蛙や熊達の様に冬眠をしたくなるくらい行動力が鈍る私です。
我が家の桜も既に冬支度が完了の様で葉っぱも紅葉から落葉に移りつつあります。青々と茂っていた夏が懐かしく感じます。
何の実か判りませんが完熟で小鳥たちに食べてもらおうと真っ赤になって誘惑をしています。
先日私の友達との話ですが。彼のお孫さんは未だ三歳ですが難病で人の手を借りないと生活が出来ない、そして最近奥さんも突然耳が聞こえない、片方の耳も10年ぐらい前に完全に聞こえない状態だそうです。最近は人と話が出来ない恐怖から昼間でも雨戸を閉めて部屋で一人こっそりと。
人生苦しいことばかり何時までも続かないし、又楽しい事も何時までも続かない、楽しい事ばかり続く様に頑張っても必ず苦しみが待っている、諸行無情は誰しも有ることです、と生意気な話をしました、彼の人生にも必ず春が来るでしょう。
夏はビールを飲んで楽しいが何時までも続かない、又秋は実りを蓄えて厳しい苦手な冬に備え春を待つ。日本の四季は人生そのものと深く感じる友達との会話でした。
今日は地元の商工会の方々と名古屋の金城ふ頭で開催のメッセナゴヤ2012(異業種交流展示会)に出掛ける。
巨大な会場は第1展示館から第3展示館そして屋外展示に分かれていて出展は672社・と団体です。 最初はゆっくり見て回っていたのですが見学時間は1.5時間、とても全部見る時間は無いと、途中から小走り見学。 エコ商品、アイディア商品、海外からの展示、まさに多岐に渡り見るもの聞くもの総て目をパチクリ。結論は一人で来てゆっくり見る事でした。 急いた理由は次の予定が詰まっていたからです。 会場からバスで約一時間ほどで知多半島のハシッポの南知多町片名漁港に着きました。ここから海上タクシーで約10分で日間賀島へ。 赤いタコさんがお出迎えです。 この小さな島はタコとふぐが大変有名でその御馳走を戴く為にメッセナゴヤの時間が少なかったのです。大変小さな島ですが交通の便が良いので多くの観光客で港は人で溢れていました。 今日は鯛の生き作りやタコ等の海の幸をお腹一杯戴く。 ふぐのシーズンは年明けが良いとの事で今日はじっくり下見をして料理を頂く、年が明けたら今度は旅館に一泊してふぐ料理に挑戦する予定です。
11月に入りメッキリ秋が深まりました、地元の公民館では秋の文化祭が始まったので久しぶりに芸術の秋を楽しむ。
作品は多岐に渡り盆栽、生け花、絵画、書道、詩吟、コーラスなど盛り沢山です。
は切れの布で作ったパッチワーク、ゆっくり見るとその精度が見事でなかなかの出来栄えです。
柔らかなタッチのトールペイント、若い奥さん連中に人気のサークルだそうです。
見事な鳳凰の彫刻です、自分も挑戦したくなるのですが飽き性の私には三日で投げ出しそう。この作品、素人なのかプロなのか判らないような素晴らしい出来栄えです。
気に成ったのがこの詩です。どうも中学校の時にお世話になった恩師の奥さんの作品の様です。仲良く長年連れ添った主人に先立たれフト自分だけの時間に成った時テーブルの上の腕時計の音が大きく聞こえる。
何れ行かなければならない浄土の世界、一人旅の準備は出来たのでしょうか。