天皇陛下の靖国神社御親拝を希望する会会長

日本人の歴史認識は間違っています。皇紀2675年こんなに続いた国は世界の何処を探しても日本しかありません。

憲法改正 GO

2018-02-27 10:13:55 | 時事
憲法学者という存在が何者なのかはさて置いて、その半数以上が自衛隊を違憲であると判断しているようである。

これまで1〜4までの素人の憲法に関しての問題を素人なりに取捨選択して出来る限りわかりやすく書いてきたつもりである。つまり、これが上記の憲法学者とは明らかに乖離する国民レベルの憲法改正に対する一例と思っていただければ良いようにこの回で完結したい。

先ずは憲法云々の前に歴史的事実を示して置かなければならない。

違憲とされる自衛隊の発足であるが、我が国は昭和20年8月15日の終戦の詔によって武装解除に至った。兵士から武器を取り上げられた状態は我が国から軍隊が消滅したと言っても良い状態となった。

日本に勝利した米軍は朝鮮戦争にあたって日本軍の協力の必要性を痛感し、自衛隊の前身である警察予備隊の設立を欲すると同時に日本が共産主義に対する防壁であった事に気付いたとマッカーサーは本国上院委員会で証言している。

日本を武装解除させた国が再び自衛隊を創設したのである。

防衛費を人殺しの予算と主張する政党が存在し、半数以上の憲法学者が違憲判断をする異常な国で憲法改正を70年間一度も経験していない異常さは
憲法自体にあるのではなく、寧ろ護憲派や9条を神格化する団体が異常であることをあらわしているのかもしれない。

自民党の党是である憲法改正が70年かけて出した結論の三項加憲が改正の真の近道であることを痛感するとともにどうか自衛隊の違憲の濡れ衣を剥ぎ取ってもらいたいものだ。


憲法改正 4

2018-02-27 07:29:40 | 時事


主権とは

1.国家の統治権(国民および領土を統治する国家の権力)
2.他国の支配に服さない最高独立性。対外主権
3.国家の政治のあり方を最終的に決める権利のこと


主権の基本的意義とは、「国家(領土・領海・国民・国家体制など)を支配する権限」である。


国民を支配する権限を国民が持っているとの一見奇妙な感覚は一党独裁の共産国かファシズムから解放された国であれば自然であるが、日本国民にとって主権の存する国民などという文言は烏滸がましさで理解され難いのではないだろうか。

寧ろ後付け的に戦争に負けたことを指導者の責任に転嫁し更に抽象的な軍国主義というものの独裁からの解放とするフィクションに縋るしかなかったのではないだろうか。

8月15日を境とし、つい昨日まで竹槍で戦う覚悟をしていた国民である。

以上のことからふと我が国は元来、明治より主権は国民にあったのではないかとの疑念に苛まれた。

つまり、主権の存する国民が天皇を頂く。

第一条
天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。





憲法改正 3

2018-02-27 06:43:02 | 時事

『天皇機関説』の美濃部達吉を師に仰ぐ宮沢俊義の八月革命説

昭和20年8月のポツダム宣言受諾により、主権の所在が天皇から国民に移行し、日本国憲法は新たに主権者となった国民が制定したと考える学説だが、占領軍の草案に触れず、ハーグ43条違反であることも無視されている。

このことは無効論でも触れたが日本国憲法は成立過程での瑕疵と解釈段階での瑕疵という二重の齟齬を経て70年かけてゆっくりと鐘乳石のように形成されたのだ。

しかも明治憲法第73条に基づき、憲法改正草案が天皇の勅命により衆議院と貴族院からなる帝国議会の議に付され、両議院のそれぞれの総員3分の2以上の出席で、出席議員の3分の2以上の多数により議決された。

この改正は、天皇の裁可を経て、公式令(明治40年勅令第6号)第3条に基づいて公布された。これは、改正の公布文に付された上諭に示されている。

つまり手続き上は真っ当な改正で國體も護持されているのだが、「主権の移行」という壮大な勘違いのフィクションが占領軍の草案とハーグ違反を暗示し革命と解釈せしめたこと自体が国と国民を欺く革命であったと見ることも可能である。

皇室制度を西欧の王朝と見誤り国民がその王朝から革命(敗戦)により主権を奪取した瑕疵ある筋書で草案された「主権の移行」は70年たった現在も
生前退位、女性宮家、女系天皇などによる起爆剤で未だに爆発し兼ねない時限式爆弾が仕掛けられていたという解釈も成し得るのである。