天皇陛下の靖国神社御親拝を希望する会会長

日本人の歴史認識は間違っています。皇紀2675年こんなに続いた国は世界の何処を探しても日本しかありません。

徹底解析 辛淑玉

2018-03-19 10:17:58 | 時事



辛淑玉の琉球新報に寄稿した記事を細かく五つのパートに区切って見ていこう。

戦後70年 差別を断つ

植民地支配、清算を
日本を告発し独立目指せ


①沖縄は今、在日韓国、朝鮮人のようにヘイトクライムの対象にされている。

『沖縄はいつも国家、つまり上からのレイシズム(人種差別主義)にたたかれてきた。加えて下からのレイシズムも出てきた。これは安倍政権が標的を示した、いわば保険付きの差別だ。弾圧と大衆のテロが重なっている。日本は危険水域を完全に超えた。沖縄は見せしめだ。だが沖縄はずっと闘い続け、ポップ、ステップまで来てジャンプしそうな勢いだ。日本の運動全体に「やればできるかも」という希望を見せている。沖縄が闘いの象徴となり、若者の学習の場にもなっている。辺野古は日本の歴史を変えられるか否かの引き金の位置にある。』

1️⃣ヘイトクライム、人種差別の対象などにされているとは微塵も感じない。機動隊の"土人"発言のみを取り上げてこのように表現するのであれば、それは沖縄への冒涜である。
つまり、上からのレイシズム、下からのそれなどは皆無であり、弾圧やテロなど架空の動きがさも進行中であるかの如く思わせる為の謀略に他ならない。寧ろ沖縄を闘争の場としているのは彼等本土から流入する活動家や共産党を中心とした野党共闘勢力であろう。普天間の代替え地として住民自らが決めた辺野古を振り出しに戻したのは鳩山由紀夫であり、知事であり、沖縄を闘いの象徴としたのは他でもない辛淑玉等左翼なのである。



②沖縄で自己決定権を主張する声が高まっている。

『沖縄の人々には日本から離れることへの恐怖心がまだあると思うが、広く世界の情報を得て自信を持てば、一気に覚醒するだろう。今、その時期に入ったのではないか。「差別」だと考える
ようになったのはすごく大きい。「一流の日本人になりたい」と思わされ、日本人として死んだり殺されたりしてきた経験は簡単には抜けないが、その葛藤を克服できれば、自分たちの土地がある沖縄は自己決定権で勝てるし、日本の犯罪性も告発できる。』

2️⃣自己決定権とは憲法13条の幸福追求権から求められる個人の権利であり、「公共の福祉に反しない」限りにおいて尊重されるのである。更に先の大戦で明治の終わりに併合された朝鮮と廃藩置県で沖縄県となった琉球は元々日本なのであり、在日三世という不安定な出自からくる反政府的思考を沖縄県民に無理矢理共鳴させようとしていることは明白である。



③日本の犯罪性とは。

『差別の上に成立する植民地支配だ。この清算が大切だ。日本は差別や植民地支配を一度も反省したことがない。過去に何をしたか真相を究明し、後世に伝えていくこそが反省だが、一切やってない。やられた側が訴えない限り、やった側は絶対に反省しない。沖縄自身が行った朝鮮人への差別、先島差別なども清算し、同時に日本を告発してほしい。「琉球処分」あたりまでさかのぼり、たとえ死んでいても植民地行政官らを一人一人告訴する。「仕方がなかった」で済ませてはいけない。ガマで自分の子供を殺した親たちはずっと罪の意識を抱えて生きてきた。
そんなことをさせた者たちを許してはいけない』

3️⃣沖縄自身の差別、先島諸島に対する差別まで持ち出すのはある種の沖縄への差別なのだが、恐らく沖縄への脅しともとれ、これを清算とあり、沖縄を先の大戦まで遡らせて日本軍、大日本帝国への戦争の悲惨な記憶を憎悪に変換してなかば強制的に反政府へと県民を巻き込もうとしている。


④沖縄への提言は。

『国際的な人権サミットを開くなど、憲法9条を最も具現化した島を目指す「沖縄宣言」をしてほしい。その意味で沖縄は段階を踏んででも独立を目指すべきだ。このままでは沖縄の歴史は本土の歴史に飲み込まれる。ウチナンチュから見た歴史を教科書にし、まず教育を奪還すべきだ。沖縄に依存し戦争の弾よけにし、米国のご機嫌取りにも使ってきた日本に独立を突き付けなければ、日本も米国への従属関係から独立すれば、日本はもはや 米国に沖縄を献上できなくなる。』


4️⃣③の延長線上にあるものが、ここで述べられている沖縄独立の結論であると思われる。その原動力にしようと企んでいるのが『沖縄を米国に献上』という歴史的背景を全く無視した言葉である。そもそも沖縄に基地があるのは沖縄を共産圏から守る為であり、その目的を無視したこのような発想こそ出鱈目で独立はおろか共産圏による侵略の手助けとも思えてならない。


⑤沖縄の具体的課題は。

『闘うエネルギーが10あるならその8を国際社会への働き掛けに使う方が効果的だ。徹底的にロビー活動をして米国の世論や地方議会を味方につける。沖縄発のネットメディアを持ち、今の状況を絶えず可視化して窮状を世界に訴える。それを多言語で報道し、沖縄系移民を介して味方を増やすことだ。』


5️⃣ここまでくればこのロビー活動は韓国の米国、世界へ向けて行なっている慰安婦のロビー活動をすぐに思い浮かべられる。つまり辛淑玉は沖縄を韓国と同じ独立国それも日本からの被害的な国という韓国のコピーの独立国を作り、日本へ謝罪と賠償をというのが関の山であろう。

日本は侵略国家であったのか

2018-03-19 07:47:16 | 時事

10年前の所謂アパ懸賞論文での航空幕僚長更迭は

「自衛隊には自衛官が外部に意見発表する際には上官への連絡を要すると定めた内規」の違反
この時の上官中江公人大臣官房長は事実上内規違反を認めた形で更迭となった。




ご存知のように懸賞論文の題名『日本は侵略国家であったのか』の方を野党やマスメディアは煽り立て問題視し、参考人招致にまで発展した。

政府見解との食い違いで文民統制が機能していないのではないかとの疑義が政府に向けられたことからの参考人招致である。

この騒動は眠っていた保守の潮流を目覚めさせたことは間違いのない事実だろう。

あれから10年が経過し「日本は侵略国家であったのか」の答えも出ないまま田母神氏は公選法違反で有罪となった。

つまり、政府は村山談話を継承する形で安倍談話でその判断は敬遠された。これはそれだけ抵抗勢力の強さを示しているのであり、未だに安倍政権を引きずり下ろす事だけに躍起になっている。

あの戦争は侵略戦争だったのか?何故こんな極めて単純な質問に答えられないのだろうか。

当時の国際法で侵略戦争は禁止されていたものの自衛戦争までは禁止されてはいない。
東京裁判はリンチ、茶番と言いながらも、平和に対する罪、つまり自衛戦争では裁けないので、侵略戦争で裁かれたと言う事である。

日本は戦争に敗れその戦争が侵略であれ、自衛であれ戦争自体に深く反省し、総括さえも不可能である程に軍国主義として完全否定してしまった。
新聞と国民が煽り立て熱狂した戦いを軍部という実態の見え難いモノに全ての責任を押し付ける一方で連合国の書いたシナリオ通りに口を噤んで黙した。

つまり、大日本帝国は侵略戦争を起こしたので米国をはじめとする連合国軍が鎮圧占領し、武装解除し、日本国民を救ったというシナリオに従順と従う他なかったのかもしれない。

故西部邁氏が生前「本土決戦すべきだった」と洩らしておられたが8月15日を境に日本人は日本人でなくなったとも考えることが出来得るかもしれない。憲法学説上8月革命説なるものがあるが、少なくとも日本人の精神的革命は実際に起こっていたのかもしれない。

要するにこの時の精神的な捏造が現在に於いて「日本は侵略国家であったのか」という田母神航空幕僚長の問いかけによって再考する正義感が目覚めたのであろう。

いずれにせよ三年間の民主党政権を経ての安倍政権と野党共闘、マスメディアの対立の核心は「日本は侵略国家であったのか」であり、そのせめぎ合いの精神的内戦状態と言える。




参考人招致ではなく、出席を拒否出来ない証人喚問である。森友学園という保守系の教育の代表が詐欺事件を起こした。

田母神氏によって生まれた保守の潮流が自らの公選法違反、籠池氏の詐欺事件も相俟って濁流となりナショナリズムへの印象を毀損しながら渦を巻いているようにも感じる。

朝日系列の番組で田原総一郎は「日本の侵略戦争」と発言し、異論すら出ずに聞き流されるのが現状である。政府は歴史家に丸投げで判断せずに政権を維持する事で手一杯にも思える。

石破茂氏が「韓国が納得するまで慰安婦に謝罪しなければならない」と日韓合意破棄を匂わす発言を韓国メディアが伝えている。
小林よしのりは安倍以外ならと石破氏を支持すると去年表明している。今ここで首相が交代すれば濁流は一気に保守を飲み込み消滅しかねないのである。