前回の『石破茂絶対に許せない政治屋』で石破茂氏の歴史認識、戦争史観を紹介した。
『政府の総力戦研究所が日米戦争のシミュレーションで日本必敗の結論を出して、政府中枢にも報告しているのに、勝てないとわかっている戦争を始め、何百万という国民を死に追いやった責任は厳しく問われるべき』
『天皇の質問にも正確に答えず、国民に真実も知らせず、国を敗北に導いた行為がなぜ「死ねば皆英霊」として不問に付されるのか理解できない』
『東京裁判に対しては、「平和に対する罪」などが事後法である問題等を踏まえた上で、それでも裁判自体を受け入れたからこそ今日の日本があると東京裁判を受け入れることと、戦前の日本はすべて間違いと断罪するのは決して同義ではない。逆に、東京裁判が法的に無効とする立場の人たちからは、戦前の日本にまったく誤りがなかったのかという議論が見受けられない』
『「すべてが間違ってる、あるいは正しい」といったような極論の、自虐史観と一部の保守派の史観の両方を批判している。』
『逃げの石破』たる所以である。国論を二分する東京裁判史観の捉え方、つまり戦犯分祀と侵略戦争という日本のプライドを考えた場合相容れない二つのテーマがある。
石破氏が何から逃げているかと言えば、一つは昭和殉難者となった戦犯を未だに戦争責任者としてできもしない分祀論を盲信し先帝陛下のご判断であるかのように装い逃げている。
もう一つは、東京裁判を受け入れたのはその判決であって、侵略戦争という大義に対する容疑まで少なくとも東條は受け入れていない筈であり、その判断すら逃げているのである。
要するに石破氏他左翼、マスメディア、反日勢力は戦後70年以上もこの判断から逃げ回り、靖国神社とA級戦犯、天皇陛下にすら國體護持を無視して異端視して逃げてきたのである。
この逃げの姿勢が慰安婦、南京問題の付け入る隙を与えたのであり、侵略戦争を否定出来ない日本人を量産したのである。
『政府の総力戦研究所が日米戦争のシミュレーションで日本必敗の結論を出して、政府中枢にも報告しているのに、勝てないとわかっている戦争を始め、何百万という国民を死に追いやった責任は厳しく問われるべき』
『天皇の質問にも正確に答えず、国民に真実も知らせず、国を敗北に導いた行為がなぜ「死ねば皆英霊」として不問に付されるのか理解できない』
『東京裁判に対しては、「平和に対する罪」などが事後法である問題等を踏まえた上で、それでも裁判自体を受け入れたからこそ今日の日本があると東京裁判を受け入れることと、戦前の日本はすべて間違いと断罪するのは決して同義ではない。逆に、東京裁判が法的に無効とする立場の人たちからは、戦前の日本にまったく誤りがなかったのかという議論が見受けられない』
『「すべてが間違ってる、あるいは正しい」といったような極論の、自虐史観と一部の保守派の史観の両方を批判している。』
『逃げの石破』たる所以である。国論を二分する東京裁判史観の捉え方、つまり戦犯分祀と侵略戦争という日本のプライドを考えた場合相容れない二つのテーマがある。
石破氏が何から逃げているかと言えば、一つは昭和殉難者となった戦犯を未だに戦争責任者としてできもしない分祀論を盲信し先帝陛下のご判断であるかのように装い逃げている。
もう一つは、東京裁判を受け入れたのはその判決であって、侵略戦争という大義に対する容疑まで少なくとも東條は受け入れていない筈であり、その判断すら逃げているのである。
要するに石破氏他左翼、マスメディア、反日勢力は戦後70年以上もこの判断から逃げ回り、靖国神社とA級戦犯、天皇陛下にすら國體護持を無視して異端視して逃げてきたのである。
この逃げの姿勢が慰安婦、南京問題の付け入る隙を与えたのであり、侵略戦争を否定出来ない日本人を量産したのである。