天皇陛下の靖国神社御親拝を希望する会会長

日本人の歴史認識は間違っています。皇紀2675年こんなに続いた国は世界の何処を探しても日本しかありません。

田母神論文の大事な部分

2018-04-09 22:30:41 | 時事




『日本は19世紀の後半以降、朝鮮半島や中国大陸に軍を進めることになるが相手国の了承を得ないで一方的に軍を進めたことはない。

1936 年の第2 次国共合作によりコミンテルンの手先である毛沢東共産党のゲリラが国民党内に多数入り込んでいた。

我が国は蒋介石により日中戦争に引きずり込まれた被害者なのである。

もし日本が侵略国家であったというのならば、当時の列強といわれる国で侵略国家でなかった国はどこかと問いたい。

よその国がやったから日本もやっていいということにはならないが、《日本だけ》が侵略国家だといわれる筋合いもない。

第1次大戦後のパリ講和会議において、日本が人種差別撤廃を条約に書き込むことを主張した際、イギリスやアメリカから一笑に付されたのである。

幣原喜重郎外務大臣に象徴される対中融和外交こそが我が国の基本方針であり、それは今も昔も変わらない。

ヴェノナファイルによれば1933 年に生まれたアメリカのフランクリン・ルーズベルト政権の中には3 百人のコミンテルンのスパイがいたという。
 
現在においてさえ一度決定された国際関係を覆すことは極めて困難である。日米安保条約に基づきアメリカは日本の首都圏にも立派な基地を保有している。

これを日本が返してくれと言ってもそう簡単には返ってこない。ロシアとの関係でも北方四島は6 0 年以上不法に占拠されたままである。竹島も韓国の実行支配が続いている。

私は日米同盟を否定しているわけではない。

今なお大東亜戦争で我が国の侵略がアジア諸国に耐えがたい苦しみを与えたと思っている人が多い。

我が国が侵略国家だったなどというのは正に濡れ衣である。

日本というのは古い歴史と優れた伝統を持つ素晴らしい国なのだ。私たちは日本人として我が国の歴史について誇りを持たなければならない。私たちは輝かしい日本の歴史を取り戻さなければならない。歴史を抹殺された国家は衰退の一途を辿るのみである。』




今改めて読むと田母神論文の画期的だが当たり前のこと、つまり(日本)自分自身の歴史認識が未だに確立出来ず反日勢力の日本人(太平洋戦争のままで良いという日本人)の抵抗と反発は凄まじいことが理解出来る。

武力によって侵略された国が今度は経済的人的に侵略されようとしている。あと70年も国民主権が続けば300万人の犠牲を払いつつ守り抜いた國體(天皇)はそのリスクの歴史を嘲笑うように易々と國體を手離してしまうだろう。

それは国家観の消滅であると共に国を持たない民族の誕生でもある。或いは一つの中国に組み込まれているやもしれない。

これを読まれる方々に中国を侵略し、朝鮮を植民地支配し慰安婦を買った体験をした者、或いはその逆で侵略され、植民地支配され、売られた者も皆無だろう。貴方個人の事として考えてみて頂きたい。

やってもいない事を謝り続ける事がどの様な結果を齎すであろうか、やってもいない者はやったと、されてもいない者はされたと感じる事は自然だということだ。

田母神氏は伝統を守る事の大切さを説いておられる。伝統とは何か、戦後我々は伝統=戦争であった。そろそろその視野の狭かったことに気付くべきだ我々日本人は300万人の犠牲の基にたった一つの伝統を守り抜いたのであり、それが国家を護ったのである。

身近に言えば伝統とは家族である。新しい物を拒絶せよと言っているわけではない、そのバランスを保つことがこれからの日本人に求められているのだ。