
胸に手を当てて"日の丸"を仰ぎ、"君が代"を歌う
野球やサッカーの世界大会の試合で見る光景が、
いつのまにか右傾化だと叫ばれ、日本人の誇りを歌うミュージシャンの愛国心が軍国主義を連想させるとして話題になる。
明らかにこれは歴代日本の首相や安倍首相が靖国神社に参拝する際、訴訟まで起こして反対の声をあげる一部の人間と同様の意図を持って騒ぎたてていると言って良いだろう。
日本を誇らしく思い日の丸や君が代を歌うことがそんなにいけない事なのだろうか。いや、いけない、ダメだとは決して彼等は言わない。あくまでも戦争をさせない、や戦場に行かせない等、旧日本軍の加害性をクローズアップして自分達は被害的立場から否定する。
日の丸、君が代、靖国神社であの戦争や軍国主義を想起するのは体験者であることは間違いないだろう。
しかしながら戦没者遺族は現象し、戦後生まれの団塊の世代が世代別人口のトップとなるほど体験者は減少している。
つまり、体験者でなくても戦争による影響や被害に近い世代が直接或いは間接的に戦争への憎悪を感じているのだ。
これらの一部の人間は中韓の戦争の被害的立場を反日思想に転換する者と同調して日の丸、君が代、靖国神社を憎悪し、それを手や口にする者まで右翼やネトウヨなどと揶揄する。
明らかに彼等の反応は過剰であり、大袈裟である。戦争を知らない者達が日の丸、君が代で戦争を想起できる筈がないからだ。
つまり耳にした戦争の悲惨な体験を日本の象徴と勝手にリンクさせ過剰に反応しているに過ぎないのだ。
したがって彼等が日の丸、君が代、靖国神社を使って主張したいものは別にある。それは日本が戦った日中戦争、太平洋戦争は侵略戦争であったという虚構の歴史認識なのである。