6月8日伊藤氏は都内で記者会見を行い、はすみ氏と他に同投稿をリツイートした二人を相手取り、計770万円の慰謝料、弁護士費用の支払いを求めて東京地裁に提訴したことを明らかにした。
今一度時系列で確認してみよう。
⚫️伊藤
⚪️山口
2015年4月3〜4日早朝にかけて飲酒後に記憶をなくし、ホテルで乱暴と主張。
❶【刑事告訴】準強姦容疑で警視庁に被害届を提出、警視庁は準強姦容疑で告訴状を受理。
❷2015年8月に書類送検
❸2016年7月22日、嫌疑不十分で不起訴処分
❹2017年5月検察審査会に審査を申し立て
❺2017年9月東京第6検察審査会は不起訴を覆すだけの理由がないとして「不起訴相当」と議決。
【民事訴訟】
❻2017年9月28日、「望まない性行為で精神的苦痛を受けた」として、伊藤が山口を相手に1100万円の損害賠償を求める民事訴訟を起こした。
❼10月18日、伊藤が手記「Black Box」を出版
❽2017年10月24日伊藤氏記者会見
①2019年2月、山口が「伊藤さんの記者会見での発言などで社会的信用を奪われた」として慰謝料1億3000万円と謝罪広告の掲載を求めて反訴。
12月18日
「酩酊状態で意識がない伊藤さんに合意がないまま性行為に及んだ」と認定
伊藤側の請求を認め、330万円を支払うよう山口側に命じた。
②山口の反訴は「名誉毀損には当たらない」として請求を棄却。
裁判所は、「自らの体験などを明らかにし、広く社会で議論をすることが、法的または社会的状況の改善につながるとして公表行為に及んだ」と伊藤氏の告発を判断し、
③【刑事告訴】2019年12月20日、山口が、伊藤を虚偽告訴罪と名誉毀損罪の容疑で刑事告訴。
④2020年1月6日、山口は地裁判決を不服として東京高裁に控訴。
準強姦とは酩酊状態、心神喪失で抵抗できない状態となった人に性交等を行った場合だ。
これが不起訴となると『望まない性行為で精神的苦痛を受けた』として民事訴訟を起こしている。
その直後blackboxを出版しているが、中身はレイプドラックを使用され暴力を伴う強姦として表現されている。
つまり、刑事告訴での不起訴から民事ではトーンダウンさせているが主張自体、著書にあるように準強姦よりも重い強姦へと虚偽の主張に変節する。
しかもあろうことか監視映像とカルテは非公開なのだ。
山口氏の主張は暴行を伴う強姦も準強姦も否定し、伊藤氏の方から誘ったとの主張で犯罪行為を一切否定している。
さらに山口氏は③④にあるように控訴し、伊藤氏を、虚偽告訴で刑事告訴している。
伊藤氏の嘘は民事では控訴され、刑事では被告である。そんな不合理な彼女がはすみ氏を名誉毀損で訴えるのも不合理である。
そんな声や疑いの眼差しさえも恫喝し黙らせることもまた不合理。
伊藤不合理である。