アメリカのテレビドラマシリーズで視聴率No.1を記録しているウォーキングデッドは死者がゾンビ(ウォーカー)となって人間を襲いパンデミックのように爆発的に増える中サバイバルする人間模様を描いているドラマだ。
ゾンビといっても元々人であり血も出る、その殺しかたも極めて残虐であるのは、ストーリー上のお約束があるからだ。つまり、死んだらみんなゾンビとなり、人を襲い、それを退治するには脳を破壊しなければならないというルールが存在し、自ずと残虐になってしまう。
自力でその存立を維持し、防衛することを自存自衛というが、まさにあの大戦で日本が米国と戦ったときと同じであり、米国もまた自存自衛で日本と戦ったのである。
要するに、日本も正義の戦いであり、米国も正義だった訳である。しかしながら、日本は侵略戦争とされ、南京事件で大虐殺を行ったとされた。米国は東京、広島、長崎の無辜の民をウォーカーのように虐殺したが、大虐殺とは呼ばれていない。
結果的にアメリカは正義の裏側に人種差別と残虐性を併せ持ち上手くバランスさせている。
ウォーカーとしてのお約束、「人を襲う」は日本人にとっての南京大虐殺する野蛮な民族だったのだろう。
猿の惑星は日本人をモデルにしたらしいが、ウォーキングデッドに日本人出演者はゾンビ役の女子大生だけだそうだ。ひょっとしたら少なからずウォーカーが日本人をモデルにしている可能性も否めないだろう。
猿からゾンビに出世したことを喜ぶ日本人はいないだろうが、ウォーキングデッドの残虐性にこんなことが頭をよぎった。
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