ポリティカル コレクトネスはいわゆる社会的公平
の意味であり、リベラルの標語として日本にも深く浸透してきた。
行き過ぎた自由主義が伝統を破壊し、愛国心、国家意識まで悉く無意識化された後に残ったのは、
平和と平等ということが具現化されたのか認識し辛い規制に雁字搦めの世の中ではないだろうか。
つまり、従来の「障害者」は害があると想像されやすいので、中立語として「障がい者」を多摩市が最初に採用している。
これによって、ネットでは驚く程のスピードでスラングとして「池沼」と置き換えられ認知されているし、これを逆手にとって「外務省」を「害務省」と表記するものもいる。もはやポリコレで十分通じるのだ。
ポリコレのはしりが中ピ連の女性解放によるフェミニストの誕生であろう。男の三歩後ろを下がって持ち上げる女性は絶滅したのかも知れない。
この様な世の中の流れが有ろう事か皇室にまで影響を与えるようになってしまっている。
東宮家と秋篠宮家を安易に比較する週刊誌、天皇陛下にまで逆手に取って「生前退位」の不敬な造語をもって、人権を平板化しようとする動きは行き過ぎたポリコレで有ろう。
そんな中宮内庁が陛下の「ご公務を現時点で大幅に減らすことは難しい」と発表した。
西村泰彦次長は7日の定例会見で、天皇陛下のご公務について、国際親善など対外的な要因で増大してきたとして「現時点で大幅に減らすことは難しい」との見解を示した。
米国大統領選に間に合うように滑り込ませた可能性が濃厚であることは否めない。
トランプの当選は行き過ぎたリベラルに終止符を打つことになるだろう。
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トランプ当選を黒船と表現するものがいるが、これは日本にとって"神風"となるかもしれない。