昨年夏、中学生が学校にスマホの持ち込みを条件付きで許可することを文科省が決定した。
時代である。
TikTokという中国の動画アプリで120万人のフォロアーの中学生、、と一見何のこっちゃ?とここの読者は思われるかも知れない。
彼女がその120万人のフォロアーを持つ現役中学生のさくらさんである。
その彼女がユーチューブに謝罪動画を配信しているが、彼女にイジメを受けていた被害者がユーチューブで名乗り出てきたからである。世も末を感じる。
それもその筈で昨日まで普通の中学生だった少女がスマホによって瞬く間にアイドル、インフルエンサーとなる時代であるからだ。
炎上の原因となっている彼女がイジメをしていた、被害者が虚言やデマを流している等のくだりや詳細はここでは省略する。
喧嘩やイジメの境界はセンシティブである。ちょっとした言葉の暴力から直接的な物理的暴力に至る段階でイジメは計り知れないダメージを与えるからだ。
つまり、学校での彼女の自覚していないイジメが妬みや嫉みとなって誹謗中傷され炎上するイジメへと連鎖したとも考えられる。
どうやら現場や文科省よりもスマホを
使いこなしているのは中学生かもしれない。