午前中はまだ降ったり止んだりの雨も今はすっかり上がっています。
今日は近所の子供が誕生日を迎えたので、
お祝いにクグロフとスペルト小麦の白パンを焼いてあげました。
そういえば去年の今頃、私はリボン作りにはまっていて彼女に
お気に入りのリボンをあげたのでした。
水色の絽が涼しそうな、大きめのリボンだったのです。
私的には超おしゃれ。
だがしかし、それをみた彼女の反応は・・・・・
たった一言、
なにこれ?・・・・
そして瞬間の沈黙のその後に、
彼女はにっこり笑うと、
「〇〇ちゃんさ、誕生日のお祝いにお菓子もらったんだよ」と
とっても嬉しそうにそう言いました。
リボンなどまるで存在していないようです。
あまりにも見事な、あっけらかんとした興味のなさに
自分の独りよがりが笑えてきましたわさ。
そんな○○ちゃんが今日で六歳になります。
そろそろ誕生日には自分の友達を呼びたいお年頃。
親の友達のジジババは別にどうでもいい存在でしょう。
あのリボンのようなものですものね。
これまでは一緒に遊んできた仲ですが、
いつかこういう日も来るってことでしょう。
でもせっかく近くに住んでいますので、
今年は得意のベーカリーを送ることで気持ちを示しましたわ。
家人はお気に入りのイチゴをあげました。
ケーキのデコに使えるでしょう。
何はともあれ、お誕生日おめでとう。
元気に育ってくれて、嬉しい限りです。