Automotive Newsなどによると、2015年12月4日(金)、テネシー州にあるVWのチャタヌーガ工場で専門工(skilled worker)の組合承認選挙の開票作業がおこなわれた。結果は、108対44とUAW承認が反対を大きく上回った。
今回選挙対象となったのは、約1,450人いる労働者のうち専門工(skilled worker)に分類される164人。
現在、VWは工場の全労働者による投票を求める立場から、専門工についてだけ組合承認選挙をおこなうことを決定したNLRBに異議を申し立てている。この異議申し立てが却下されると、UAWが正式に専門工の組合として承認されることになる。
UAWは近年、南部にある海外自動車メーカーの工場での組織化を積極的におこなっているが失敗が続いていた。今回、UAWが正式に承認されれば、南部にある海外自動車メーカーの工場では初めての組織化成功事例となる。