2017年9月6日(水)、米下院は全会一致で、完全自動運転車(人がまったく操作に関与しない車)の公道通行を認めるとともに、州が自動運転車の利用を制限することを禁止する法律を可決した。
現在の連邦法は日本同様、人がまったく操作に関与しない車の公道通行を禁止しているが、それが大きく変わることになる。
さらに同法は自動運転車の開発を促進するため、初年度は2万5千台の自動運転車を現行の安全基準の適用除外とし、その後3年間で適用除外対象を10万台まで引き上げるとしている。
同法は、上院での修正をへて成立の見込み。
修正の焦点は、大型トラックを入れるかどうか(下院案では入っていない)、事故の際に当局や消費者が情報を得やすくする仕組みを入れるかどうかなど。