幾日ぶりかにベットから離れて、文章を書いてみる気になった。
この一週間以上、ベットを離れて生活できなかった。3度の食事を作る以外の行動が不可能となった。どうもアスベスト患者の悪化の進捗状況は、階段を一段ずつ落ちる感じであるようだ。
滑らかな曲線で悪化するような感じではなさそうだ。昨年友人が中皮腫で他界したが、55歳で仕事をリタイヤした理由は、体が動かなくなったからで、67歳までの間12年間苦しんでいたようである。結婚して55歳でリタイアする前の数年間から、中皮腫と診断される前まで、アルコロールが入ると暴力が出たようである。体の辛さを暴力で表していたのではなかろうかと推測している。私は数年前からアルコールを絶った。自制が効かなる自分を感じたからである。
それは、地球に根が生えたような体の重みと、筋肉の痛みを感じるようになったからである。タバコはある日吸ったまま寝込んでしまい、布団に穴を開けた。その日以来すっていない。4年を向かえる。この4年を振り返ると、どうも私の場合、階段を一段ずつ転げ落ちるように、体力が衰え、それに比例して体重が増加する。肺呼吸係数が衰えるとともに、体重が増加していく。エネルギーの燃焼機能が衰えている実感を感じ始めたのは昨夏ころからではある。一段と進んだ。
それだけに、自分に残された能力の限界を感じつつ毎日の活動に当たるしかない。
私の携帯電話 080-6318-4554 は24時間「石綿被害者」の相談用に手元を離すことはない。
特に、建築現場管理者、造作大工、塗装工、電気工事工、内装工(クロス貼り工)の方、を始め全ての建築職種の方、自分だけは、大丈夫と思わずに相談いただきたい。「健康管理手帳」・石綿は健康管理のために存在している制度なのです。一年に2度、肺を中心に精密な特別健康診断を無償で受けることができる制度なのです。