藤森照幸的「心」(最年少被爆者、アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

モッキンバード

2021-04-10 16:02:57 | 日記・エッセイ・コラム

 

 「はなてぼ」様のブログで、「烏」の事が思い出されて、自分の記憶が正しいか調べてみた。 基本的には間違いがなかったが、物まねやおしゃべりが出来る鳥が、他にも居る事を思い出した。 先ずは、「オオム」。 「オオム返し」と言う位に、物まねをする。 同じ系統のインコもそうである。 そして、「モッキンバード」=「マネシツグミ」と言う、南米からアメリカ南部にかけて住む鳥らしい。 

       

 何故この鳥の事を思い出したかと言うと、中学生時代に遡る話であるが、NHK広島放送局が、市内の高校生を対象に「アナウンス教室」と言うものを開いていた。 本来ならば中学生は対象外だが、参加者が少なく、頭数をそろえるために特別に許可されていた。 私学の特権で、学校も進んで協力していたように記憶している。 二級後輩で、この教室に通っていた一人は、後にプロレスの実況放送をTVでやっていたが、後にFM放送の社長に成った。 先輩でNHKに入社した者もいたが、私の様に役立たずもいた。 ただ講師が面白かったので、紹介しておこうかと思いこの記事を書いている。 当時の第一線のNHK青木アナウンサーや、声優の熊倉一雄氏など、蒼々たる方達だった。 青木アナウンサーとは昭和41年、「藤山政治大学」に、講師でおいでになり再会し、昔話に花が咲いたことが思い出される。 ところで、「モッキンバード」と、この事が何の関係があるかと・・・。 かの声優、熊倉一雄さんが、講演して実技の時、ある女子高校生の番になった時、突然、「基本は大切だが、モッキンバードはだめだ」と言われた。 その言葉が理解できなくて、翌日学校の図書館で、「モッキンバード」について調べてみた。 すると、「物まね鳥」だと書いてあり、この鳥は自分の縄張りを守るために、色々他な鳥や、自動車や、鉄砲の音、等の真似をするらしい事が判った。 その時初めて、熊倉一雄のすばらしさが理解できた。 ただ、人間と本当の会話が出来るのは、「烏」だけである。 彼らは、意志を伝えるために話しかけてくる。 一度餌付けをしてご覧あれ。 毎日やって来ておねだりを始める。 ただし、団地ではご遠慮されたい。 近所迷惑になること請け合いである。

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