藤森照幸的「心」(最年少被爆者、アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

予感が的中

2021-04-24 10:22:10 | 日記・エッセイ・コラム

 私の予感は良く当たる事で、兄弟もよく知っている。 一昨日から妙に姉の事が気になり始めた。 姉とは7歳の年の差がある。 間に一人姉が有ったが、昭和19年肺炎で亡くなった。 満州と日本の食糧事情の差がひどすぎたのが、・・・と、母はよく言っていたが、薬の入手もかなり違っていたそうだ。 そんな姉の事が気になって電話した。 電話する事などほとんど無いのだが、向こうも義理の兄と私が電話して来るのではなかろうかと、噂をしていたそうである。 そんなところに電話したものだから、姉の笑いが止まらなくなった。 笑いながら、「痛い、痛い」といっている。 一昨日、階段から落ちたそうで、あまりにも痛いので、今日病院に行ったそうだ。 背骨に二か所、罅らしいものが見えるし、肩の腱が一か所切れているとの事、月曜日にMRYを撮って、その結果では入院と言う事に成ったそうだ。 こうした時に必ず私が電話してくると二人で噂していたそうである。 笑って話せるくらいなら、こちらがドタバタしなくても良かろうと思たが、我が家の奥様は早速余分な気を利かし始めた。 夕飯はどうされるのだろうか・・・・。等々である。 義理の兄は、料理から洗濯迄一人でこなす男なのだ。 父親に早く死に別れ、16歳で広島に出て来て、自炊しながら働き、夜間の高等学校に行ったくらいの働き者なのだ。 我が家の奥様が手出しできるような御仁では無いのである。 後は入院しなくてはならない時に、保証人に成る位しか、私の出番はないのだ。 

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