2011年、プレシデントカップは、ローヤルメルボルンで開催された。3日まで、完全に引き離されたインターナショナルチームは、4日目、一致団結、追いあげに追いあげたが、圧倒的にアメリカが逃げ切った。この試合で、遼は、マスターズの覇者になったババワトソンを凌駕した。もちろん、一緒に参加したキムキョンテも時の話題の若手、シンプソンを最終ホールまで、ワンストロークをまもりきり、グレッグノーマンを喜ばせた。遼は、押しも押されぬステージ覇者になり、強豪が揃うアメリカに、実力者の印象を植え付けた対抗戦であった。まさに、歴史の渦中に遼は、存在したのだ。2013年のプレシデントカップは、二クラスのホームランチ、ミュアフィールドヴィレジで、明日から始まる。英樹が、参戦する。大きな試合で、結果を出してきたので、プレッシャーは、あるまい。茂樹の負けなしの5勝は、別格だが、その茂樹が、サブキャップとして、付いているので、遼以上の働きができるかもしれない。
騙した人間、騙された人間
ゴルフ界は、20年間デフレ経済の中、下降線を駆けるだけで、ゴルフの存在そのものが、押しつぶされそうになった。ゴルフ場は、ゴルフ場とプレヤー、特に会員の総合的信頼と協力で成り立っている。会員権の価値の没落と会員から償還約束して預かった預託金を法的処理と看板を掲げて、絶滅させ、会員いや国民の財産を魔法のように消した合法的犯罪は、いまだに総括されていない。デフレ経済は、当初は、風呂の温度がちょうどいいところで、気持よく浸かっていられる状況を、国民は、納得したかもしれない。預託金が壊滅されても、会員権さえあれば、復活の嵐が、吹くとほとんどの預託金会員が描いた希望であった。
ここ、20年間のゴルフを見たまえ!!天国と地獄ではないか。全財産を壊滅させられた会員たちは、淡い希望が満たされないまま、歳を20年、食ったことになる。誰が、その消えた10兆円の恩恵を受けたのか。諸氏は理解できるであろう。資本主義社会だから、恩恵を受けた会社や団体を羨んだりしない。その結果、デフレ経済の与えたゴルフ界は、品格も品質もないゴルフ場に変遷させた事実は、否めない。当社ゴルフタイムスは。20年間の長いスパンで、デフレスパイラルからインフレ経済思考を踏まえた強い経済へ移行する政策を命をかけて訴えてきた。
なぜか、日本一流の会社が、次から次と、赤字に陥り、アメリカをはじめ、多くの多国籍企業に浸食されていくの我慢ができなかったからだ。これはと思われる会社や不動産が、日本国のものではなくなって、何が、日本かというジレンマに腹も立っていた。日本の為政者は、3.11で目が覚めたはずだ。ゴルフは、血流を持ったスポーツである。しかし、その土壌は、会員の大事な失われた大金で、存在していることを忘れては、困る。
言いようのない激痛のしこりは、ゴルフ界には、依然として、残っている事実を忘れまい。だから、太平洋クラブ倒産は、未来への警告として、会員が命を投げ出した歴史的たたかいであったのだ。偶然に、出来上がった事実ではない。明日にも、命を落とす年配者の意地と血脈が、フィールドに残存して行くのだ。デフレ脱却に、20年、かかった国は、地球の歴史上、ない。日本だけである。失われた20年、日本は、とんでもない間違いを犯したのだ。次号のゴルフタイムスを読んでもらいたい。
20年間の痛みは、治療に20年の歳月が、かかる。その治療の段階に、オリンピックは、やってくる。
全国消費者国民運動連絡協議会
全国ゴルフ会員の権利を守る弁護士団シンポジューム
全国ゴルフ会員の権利を守る弁護士団シンポジューム
日本時事新聞社
横浜踏切で、後期高齢者を助けようとして、命を投げ出した40歳の女性に
衷心から、哀悼の意を表明する。
地球外に脱出さえ、論じられる今、電車は、高架線にして、途を這うべきでない。電車は、責任を感じよ。
電車会社の傲慢さが、許せない。