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石川遼とUSツアー  39 再出発と初戦 3 遼と英樹 フライズドットコム 選手権

2013-10-14 | 危うい日本のゴルフの世界

       16アンダーが優勝戦線と前述してきたがJimmy Walkerが、最終日、66で                             17アンダー、 初戦を制した。188戦目の美酒 !!!

             マグノリアレーンを通る栄誉の切符を手にした。

優勝候補のブルクスケプカ、プレッシャーから(3位に落ち)、2年シードとマスターズ切符を失う。

Congrats to Jimmy Walker,

5 Things: Jimmy Walker wins Frys.com title
Jimmy Walker wins Frys.com title
With 23-year-old Brooks Koepka faltering down the stretch, Jimmy Walker took advantage, shooting a final-round 5-under 66 to capture his first PGA Tour victory Sunday at the Frys.com Open.

 from Golfweek

遼、21位、英樹 3位タイ(4名)   アメリカメデイアも注目!

明暗を分けた最終日、何が、起こったか。

第2戦への序曲、カンタビーレ

 

 

 

英樹は、やはり、66ストローク。目標の14アンダーで、ヴィゼイシン15アンダーの2位に肉迫して3位を記録した。14アンダー3位につけた英樹に、驚きはしない。あたり前のスコアである。ただ、遼が、実力を発揮できずに、9アンダーで21位、最終日、73とワンストローク落としたのは、なぜか。今の遼なら、4アンダーは、手のうちで、決して、難問では、なかったはずだ。

なぜだ? やはり、急ぐなという諫言を聞き入れていない。優勝をねっらた結果だ。気持ちのほうが、先に走ったのであろう。気持ちが、走れば、パットは入らなくなる。精神的余裕がなくなるのだ。初戦の失敗は、精神的圧迫に負けた事実を明白にした。逆に、英樹は、余計な観念は、なく、いいゴルフをすれば、結果はついて来ると、4アンダープラス1で、5アンダーを記録、次回につながる栄養を蓄積した。この遼と英樹の現状の差はおおきい。

なぜならば、USツアーでは、最終日は、もっとも強い精神力と忍耐で、前向きなゲーム展開が要求されるからだ。攻撃力の精神と落ち着きを守りきる忍耐力の結合が、すこぶるいい結果をもたらすからだ。だから、優勝した時の涙は、自分へのご褒美の結晶であり、自分を強くしてくれた周りの人への感謝の情があふれ出すのだ。

今回の遼の最終日は、一人相撲したように思える。焦りは、なかったか、平常心はどうであったか、睡眠不足はなかったのか。考え過ぎによる疲労感はなかったのか。打たれ強くなっていたのではないのか、自分の世界を湧現できなった原因は、なんなのか。徹底的な分析が必要だ。14アンダーは、むつかしくない数字ではなかったのか。16アンダーに持ち込むためには、何をしなければ、ならないか、わかっていたはずだ。

2ストロークの無理をした結果、逆目が出たのであろう。14アンダーで、ひとまず、初戦は終えられる環境にいたはずである。メジャー選手のヴィゼイシンさえ、無理をせずに15アンダーで、もしくは16アンダーで優勝ラインをプレーしたはずだ。17アンダーのジミーは、特別なプレーをしたのだ。ジミーオーカーのマスターズ参戦が決定した瞬間でもある。188戦目の初栄冠だ。

それと、遼が、最終日、オーバーでプレーしたのは、よくない。優勝戦線に接した時に、また、自分の欠点が出るのではないかという観念が住みつくと、やっかいな虫が精神統一を邪魔するからだ。はやく、この最終日を忘れなければならない。厄介虫を体に入れては、これからの戦いに、疲労感を感じるようになるからだ。旬な英樹には、その虫が入る隙がない。優勝は、遠くない。アメリカのメデイアの評価も高い。

初戦は、21位に終わった遼ではあるが、次から次とトーナメントは、追いかけてくる。第2戦の準備に入れ。精神力に磨きをかけ、体力の充実を慮り、次戦に備えよ。三日目のポスチャーは、体の立具合が、姿勢よく体が折れて、最高であったので、ピンへまっすぐボールはとんだはずだ。パットも決められたと思う。四日目は、どうであったか。

優勝という文字が、自分の脳裏を騒がすと、効き腕と手に、余計な力が入る。精神力が細ると、ボールは、コントロールできなくなる。だから、自然と力が入る効き腕と手に、ゆっくりソフトに行こうぜ!と話かける精神力が必要なのだ。

この分野の第一人者は、ストリッカーであろう。

遼は、2ストロークの重みが、遼のゴルフイングを崩した原因であると記者は、分析した。逆に、英樹は、三日目は、膝を折り、上体が立ち過ぎだ。立ちすぎると、ボールは、右へ飛ぶ。パットが入ららなかったのも、体を折るスタイルから、ひざを曲げるスタイルに変えた結果、ボールの芯がずれたのだ。腰に違和感があったのか???

遼の再出発を見るのは、メンタルスポーツの極意に迫る精神力の淘汰が、最大の難関と思ったほうがいい。実力は、われわれが、思っている以上に進歩しているのである。 

www.thegolftimes.jp

 

全国消費者国民運動連絡協議会

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