ゴルフタイムスの世界   Eagle Eye

ゴルフタイムス編集の古賀のイーグルアイは、焦点を外さないのが自慢です。面白くて、実践的で参考になる記事を提供したい。

やなせたかし さん、94歳で逝去、涕惜、留めを知らず。

2013-10-15 | 記事

悲しい知らせだ。

アンパンマンが飛び立っていってしまった。自分の人生の形成に大きく影響をあたえた貴重な先輩である。記者が、ずいぶん前になるが、歌手の八代亜紀さんと日本放送のラジオ番組、古賀剛大と八代亜紀の高感度スタジオというデスクジョッキーで、午後11時から30分間の番組だ。必ず、一人、お客さまに来てもらって、話を盛り上げた。やなせたかし先輩は、その大事な一人でした。ウルトラマンの円谷さんと同じように、夢を追いかけ、子供から慕われ、大人にいたるまで、多大な影響を与えたのは、周知の事実です。自分より、17歳も年配者でありながら、まさに、同級生のような雰囲気を出してくれる偉人でした。先輩は、つらい戦争の経験がある。国家が、なにも後方応援せずに現地調達で残酷な戦を正義の名のもとの日中戦争である。戦争に正義は、存在しないと、人生の喜怒哀楽をアンパンマンに託して、表現をしていったインテリである。自分のエゴを矯正してくれた人生の師でもある。記者は、戦争には、行ってはいないが、米軍の空襲におののいた一人でもある。まず、食い物がない、飢餓の苦しさは、理解できる。地獄だ。

しかし、戦争の最中、食料を現地調達しながら、進軍するのは、無謀すぎる作戦と無知なる大本営の指令である。記者が、実の兄二人を戦争のために、海外で無くしたのは、今から思えば、正義という名の戦争の犠牲者ではないかとさえ感じる。彼は、そうか、そうだったのか、とうなずいて、その兄の分まで、生きなさいよ、と励ましてくれた恩人でもある。自分に関係のある人が、旅立って行くのは、さみしいものだ。思う人が、逝ってしまって、その偉大さが、悔しさが胸をさす、山崎豊子さんの逝去も大ショックで、続いて、この偉大な先輩を無くしたことは、筆舌に尽くしがたい。ただ。冥福を祈るとともに、感謝をし、題目を上げるのみである。さようなら、は言わない。また,再会できる日が、必ず、あると信じている自分だから。

石川遼とUSツアーは、今回、お休みです。次回のラスベガスTPCトーナメントの報道で逢いましょう。遼は,がんばってくれるでしょう。遼の劇的展開は、間違いないので、時間をかけて観てほしい。英樹の前進を止めるものは、少なくなっている。期待が膨らむ。今のところ、英樹には、心配はない。アプローチさえ、うまくなれば、鬼に金棒である。アプローチは、60点を超えていない。パットは、80点。

遼は、アプローチ 80点、パット、80点,20点の差がある。だからと言って、究極は、精神力の含蓄にある。188戦目で芽が出た、Jimmy Walkerも、徹底的に精神力を鍛え上げた一人である。

読者諸氏には、本当にありがたいと感謝している。20万を超えるアクセスに責任も感じている。ジャーナリストして、どう真実を伝えていくか、うわべを削って、内部まで掘り下げた内容の記事が、真実の扉を開けるエネルギーになると記者は信じている。形骸化するまでに、伝えるべきは、実行すべきと自負している毎日を感謝する。

 

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