フライズドッドコム、2日目、遼は、4アンダー、昨日2アンダー、約束通りだ。
だから英樹も触発されたか、今日は、5アンダーで、両人とも6アンダー、記者が昨日書いた12アンダーに向かって、進撃が始まった。優勝は、16アンダーまで行くだろうから、その差の4アンダーをどこで稼ぐかだ。トップを走っているプロは、苦労人の渡り鳥、煮ても焼いても、ちょっとやそっとで、驚かない御仁だ。10アンダーが、トップであるから、どう見ても16アンダーが、プレーオフに持ち込める数字だと思う。
それには、遼も爆発的スコアが、必要になる。でも。無理をして、ゴルフを崩してはならない。落ち着いて、向こうから好機がやってくる。明日も、4アンダーが出ると、16アンダーまで、伸ばしたくなるのは、理解できるが、慎重に行こう。英樹は、旬なゴルフイングをしているから、一挙に突進を試みるかもしれない。でも、今日は、出来過ぎと思ったほうがいい。
両人とも、パッテイングが好調だから、自分のターゲットを絞ることが大事だ。自分のマネジメントが正確であれば、この一年は、自由に慌てることなく、戦える。ノックアウト狙って、返り討ちになるケースが、一年を棒に振る。まず、自分のコースマネジメントがコースとフィールドの合致しているかどうかを見極めよ。今の両人ならば、むつかしい宿題ではない。遼は、自信にあふれたら、引きずるものがないから、思い切ったプレーを連続にできる才能を持っている。記者は、遼の才能は、100過程あるとすれば、20%までにしか到達していないと断言する。ひげをそって、心新たに、コースを味方にしたか。両人とも、まだ、スピンの量が把握できていない。だから、60ヤード、80ヤードを、こわごわ打っている。むしろ、150ヤード前後の距離のほうが、スピン量を計算できるのであろう。加減ショットで、スピン量を計算するのは、容易なことではない。
USツアーのノータブルの選手に、劣っているのは、この辺の誤差がおおきい。これさえ、マスターしたら、鬼に金棒とまではいかないが、鬼に棍棒くらいの迫力が出る。結果、優勝は、見えてくる。しかし、慌てるな!急がずとも、その時は、トロフィーのほうから、寄ってくる。ラヴ三世、4アンダー、ウイアーはどこに行ったのか。ビゼイシンが、頑張っているな。ヴェジェガスも必死だ。いずれにしても、遼と英樹は、日本では、とびぬけた存在だ。
遼が、英語ができるようになってきた分、英樹よりも有利と言える。それは、確かだが、記者は、二人のゴルフの比較はしない。そんな失礼な論陣を張らない。ジャンボと青木を比較したことはない。それそれが、違った見識のゴルファーなのである。パーマーとニクラスを比較しないように、ベンホーガンとバイロンネルソンを比較しない。
さあー。第一戦、胸が躍る。
全国消費者国民運動連絡協議会
国際ゴルフ記者クラブ協会
日本時事新聞社