院展理事で東京芸大名誉教授がCDジャケットの写真の画像に似ている作品を公表して謹慎処分となった。
画家が写真から作品を制作する例は他にもある。
かなり昔の話だが、ある新聞に出ていた和楽器を演奏する静謐な女性像の写真と、ある日本画家の人物作品の類似に気づいたことがある。当該作家が写真家の承諾を得て、絵とした可能性もあるが、その後、世間で騒がれた気配はなかった。
私はその新聞写真の女性像がちょっと面白かったので切り抜いておいた。その後、その写真に似た人物像を描いた日本画が美術雑誌に掲載されているのを見つけたのだ。
その画家も、その新聞写真を見て面白いと思ったのかもしれない。
この人物像のモティーフ、構想、いただきます!だったのだろうか。
私がかかわった巡回展では、他の画家の作品に酷似したある画家の作品を展示してしまったことがある。当代の外国人画家の作品と酷似したものとなると、当時は情報量もまだ少なく、見抜けずに展示し、批判され、大いに悔やんだ。
盗作や全体的な構想の借用は、多くの人々を実に嫌な世界に巻き込んでしまう。
もちろんここに言う借用は、現代の著作権法下における無断借用で、パロディや本歌取りといった創造的な借用のことではない。
この同時代の外国人画家の作品に1点ならず酷似したものを制作した人は、今は故人となっているが、対象を写し取る能力やデッサン力は、確かにあった。
だが、なぜか想像力や構想力が極端に欠如していたのだろう。惜しまれてならない。因みにその外国人画家も確かに才能ある具象画家だが、それまで日本では全く名を知られていなかった。スキャンダルを起こした日本人画家と互いに知り合いの関係にあったが、それはまったく伏せられていたのだった。
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20代からの感染者数に反比例して、致死率が高まるCovid19…
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もはや財源の問題は誰も語らなくなった…
そして経済学とは何なのだろう?
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オリンピックは、政権から見れば、国民から真面目な思考を遠ざけるリセット装置の面があるとする今日の朝日新聞、高橋純子さんの記事を読んだ。国家的な巨大イベントは、確かにそんな機能を発動する面もあるな。#安倍劇場と共演してない?
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「米国は1千発まで削減しても、中国に対して優位を保持できる。まず、米ロが核削減を打ち出すことだ」W.ペリー元米国防長官の言葉、昨日の朝日新聞より
「無人地帯での投下実験をしたりして日本を牽制するという代替策を当時の米国の政策決定者が真剣に検討しなかったことへの批判は免れない」ペリー元米国防長官の言葉、同上より
核弾頭数
ロシア6370
米国5800
中国320
北朝鮮35
フランス290
英国195
イスラエル80〜90
インド150
パキスタン160
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「ここも全国から美術の勉強をしてきた人たちが集まってきていて、ものすごい独自のルールによる競争があったのだ。」高山羽根子さんの言葉、7月31日の朝日新聞より
「とりわけファインアートの分野は、自分がとんでもなく変わった何者かだと思って入ってきた若者のほとんどが、自分は何の変哲もない凡人だと思い知って社会に出ていくところだった。」高山羽根子さんの言葉、7月31日の朝日新聞により