時の過ぎるのは早いものであっという間に2月になってしまった。
昨日ウォーキングをしていると、携帯に見知らぬ番号から電話があった。
出てみると女性の声で、
「Kさん(私)ですか?、Yが亡くなりました。彼のお友達に知らせたくて
彼の携帯に残っていた番号にかけてみたのです。」
Yは高校の同級生で、一緒にバンドを組んでいたベーシストだった。
自宅も近所だったため良く行き来をしていた。
卒業後は疎遠だったが、15年ほど前から始めた、
ごく親しかった同級生たちとの新年会で再開して以来、
ほぼ年に一度は会うようになった。
しかし10年ほど前、彼は肝硬変になり、酒が飲めなくなった。
そして肝硬変は肝臓ガンへと進行していた。
ほんの一週間前に、彼に恒例の新年会の連絡をした時、
弱々しい声で「無理だな。」と言うので、
もう少し暖かくなれば具合も良くなるだろうから会おうよ。と言うと、
「そうだな」と。
それが最後の会話だった。
電話の女性は彼と同居している人で、
それとなく彼から聞いていたが、話すのは昨日の電話が初めてだった。
「えっ?亡くなったんですか?
ほんの一週間前会話をしたばかりだったんです。」
彼女は涙声になり、
「ええ、存じています。暖かくなったら会おうと言うのを聞きました。
その後、急に容体が悪化して入院し、一昨々日亡くなったんです。」
今朝、彼は火葬された。
穏やかな表情だった。
現場で彼女に会い、彼の様子を聞いた。
「無くなる前、彼に、何かやり残したことはないの?と聞いたら、
いやあ、やりたいことはすべてやったなあ。と答えたのです。」と、
涙を流しながら答えてくれた。
ヤツの人生は短く、ベーシストらしく派手ではなかったけれど、
幸せだったんだなあと思った。
昨日ウォーキングをしていると、携帯に見知らぬ番号から電話があった。
出てみると女性の声で、
「Kさん(私)ですか?、Yが亡くなりました。彼のお友達に知らせたくて
彼の携帯に残っていた番号にかけてみたのです。」
Yは高校の同級生で、一緒にバンドを組んでいたベーシストだった。
自宅も近所だったため良く行き来をしていた。
卒業後は疎遠だったが、15年ほど前から始めた、
ごく親しかった同級生たちとの新年会で再開して以来、
ほぼ年に一度は会うようになった。
しかし10年ほど前、彼は肝硬変になり、酒が飲めなくなった。
そして肝硬変は肝臓ガンへと進行していた。
ほんの一週間前に、彼に恒例の新年会の連絡をした時、
弱々しい声で「無理だな。」と言うので、
もう少し暖かくなれば具合も良くなるだろうから会おうよ。と言うと、
「そうだな」と。
それが最後の会話だった。
電話の女性は彼と同居している人で、
それとなく彼から聞いていたが、話すのは昨日の電話が初めてだった。
「えっ?亡くなったんですか?
ほんの一週間前会話をしたばかりだったんです。」
彼女は涙声になり、
「ええ、存じています。暖かくなったら会おうと言うのを聞きました。
その後、急に容体が悪化して入院し、一昨々日亡くなったんです。」
今朝、彼は火葬された。
穏やかな表情だった。
現場で彼女に会い、彼の様子を聞いた。
「無くなる前、彼に、何かやり残したことはないの?と聞いたら、
いやあ、やりたいことはすべてやったなあ。と答えたのです。」と、
涙を流しながら答えてくれた。
ヤツの人生は短く、ベーシストらしく派手ではなかったけれど、
幸せだったんだなあと思った。