ペンギンのひとりごと。

とにかく何事にも好奇心旺盛なペンギンのひとりごと。

人生初のレコーディング体験。(その11)

2022-12-26 16:52:34 | コンガ(バンド活動)
●ようやくCDミニアルバムが完成、そして音楽配信も。

長いレコーディングの末、音源はできたが、
まず、アルバムタイトルをどうするか?
という問題が発生した。

普通は収録曲の中から、
メインとなる曲のタイトルを
そのままつけることが多いし簡単明瞭だ。

しかし、作詞をおこなったベーシストから、
1曲のタイトルをそのまま使うと、
アルバム全体を表現できないとか、
俺たちが育った地域性を出したいなど、
贅沢な要望が出た。

すると他のメンバーからも、
俺はこれがいいとか、
僕はこっちがいいとか
100以上のタイトル案が噴出し、
収拾がつかなくなってしまった。

これはすべてメールでのやり取りで、
実際に会って相談すればもっと早くに
決まったのかもしれないが、
レコーディング後はなかなか会うチャンスがなかった。

レコーディングから2ヶ月近くが経過した。

すると、ギタリストから、
実は早々にアルバムを紹介したい人がいる。
後々色々サポートしてくれるかも知れない大事な人だ。
とのこと。

そのため、タイトルやCD制作、
その他諸々に関して緊急ミーティングを開いた。

そして、ようやくすべてが決定した。

ジャケットデザインは本職の私が担当した。(画像)

まずサンプルCDを20枚ほど手作りし各所に配った。
そしてさらに本番CDを100枚ほど作り、
各所に配るとともにライブ後に販売する予定。

音楽配信は、Youtubeや、iTunes store、Amazon、Apple music、
他で始まっている。

先日は、ベーシストの同級生がDJを務める、
京都発のFMGIGというFM番組で、
バンドの簡単な紹介とともに
「化石の恐竜」を1曲だけ流していただいた。

来年3月にはライブを開催予定。
さらに、夏には10曲収録のフルアルバムを制作予定となっている。

以上、私のレコーディング初体験で作った
つたないミニアルバムですが、
興味とお時間のある方は、お手数ですが、
ぜひ検索してお聴きください。
(私のコンガやタンバリンは、たまーに聴こえます)

(この項終わり)











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人生初のレコーディング体験。(その10)

2022-12-26 12:00:52 | コンガ(バンド活動)
●いよいよ最終工程。

レコーディング4回目はミックスダウンだ。

高校卒業後45年経って結成した同級生バンドが、
オリジナル曲を記念碑として残し、
ライブバンドから一段階レベルアップするために始まった
レコーディングもこの日が最後。

これまでに録音してきた音源のすべてを、
1小節ごとの細部までチェックし、
曲順や曲間の長さ、音量、
左右のバランスなどを決めていく。
この作業は、豊富な経験を持つギタリストと、
阿吽の呼吸で応えてくれるエンジニアが
いるからこそできることだ。

エンジニアはバンドの要求を聞きながら、
真剣な眼差しでコンピューター画面を追い、
マウスを忙しなく動かしていった。(画像)

ちょっと修正しては聴き、
さらに修正しては聴く。
これもまた集中力の強いられる作業だ。

そして、この日も午前中から始まった作業は、
日が暮れてしばらく経ってから終了した。
延べ40時間近くに及ぶレコーディングだった。

ハイ、お疲れ様でした〜!

かなりいいものができたと思うよ。
と、ギタリスト。

この瞬間、
私には安堵感、達成感、満足感が溢れてきた。
みんなも同じようだ。

ふぅー。やりきった〜!

まるでマラソンを完走したような気分だ。
(やったことないけど)

音源は完成したが、
この後、アルバムタイトルはどうするのか、とか、
制作枚数は何枚にするか?
音楽配信は?とか、
さまざまな問題が出てきた。

(その11に続く)







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人生初のレコーディング体験。(その9)

2022-12-26 09:32:26 | コンガ(バンド活動)
●ここからが重要な作業。

3回目のレコーディング。

2回目までにドラム、ベース、コンガ、ギター、ボーカルと
基本部分のレコーディングが終わった。

さらに、ギタリストが自宅で録音したギターが、
前回の録音に被せてあり、より深い曲になっていた。
これはギター音源をネットでスタジオに送信し、
コンピューターで合成したもの。
いやあ、便利な時代になったもんだ。

ここから先はきちんとしたボーカルとコーラスを入れたり、
全体を見ながらタンバリンや小物の録音、
そしてバランス調整などを行なっていく。

私は午前中仕事があり1時間の遅刻。
レコーディングは毎回、録っては聴き録っては聴きの繰り返しで
あっという間に時間が過ぎていくため、
午前10時頃から19時頃までかかってしまう。
普段は5時間ほどしか仕事をしない私にとってかなりシビアだ。

この日のボーカリストは気合が漲っており、
これまでになかった声の張りが感じられた。
コーラス部分もよく考えてあり、
それぞれの曲がより良く聴こえるようになった。
ライブでは私がコーラスを歌うのかなあ。
練習しなければ。

ボーカルが無事終了した後は、
私がタンバリンやトライアングル、
ウィンドチャイムなどの小物を録音した。

次回はいよいよ最終のミックスダウンだ。

(画像はモニタースピーカー。
さまざまな環境で聴かれることを想定し、ラジカセも置いてある。)

(その10に続く)




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