ペンギンのひとりごと。

とにかく何事にも好奇心旺盛なペンギンのひとりごと。

今月のCD(その2)「aja」Steely Dan

2006-06-03 15:54:48 | CDレビュー
「天才と名人達のコラボレーションを楽しむ。」
某日、吉祥寺の某所でカレーを食べていると、曇った、安っぽい音がするスピーカーから、聞き覚えのあるメロディーが流れてきた。それは懐かしいなどというものではなく、身体の奥に染みついてしまったメロディーだ。「aja」Steely Dan 1977年発売。もう30年も経っちゃったんだよ!ロックやジャズ、ソウルがそれぞれのジャンルを越え、混沌と融合の黎明期にあった当時、現在はすでに伝説となっている名盤が多数生み出された。本作はその中にあっても出色の1枚で、とにかくもうホントにすり切れるまでレコードを聴いたものだった。ドナルド・フェイガン、ウォルター・ベッカー、ゲイリーカッツという作り手の天才達。ラリー・カールトン、リー・リトナー、チャック・レイニー、バーナード・パーディー、ジョー・サンプルやウエイン・ショーター等という表現の天才達。さらには音楽のみならずジャケットを創造するカメラマンやデザイナー・・・。魂の結晶。今まさに本作を聴きながら本項を打ち込んでいるがとても30年前の作品とは思えないし、これまで本作を越えた作品などほとんどないのではないか。これも無人島に持って行こっと。

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2 コメント

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質問 (かぴぃ)
2006-06-03 19:26:46
無人島で、CDどうするんですか?

1)なめる

2)眺める

3)木に吊して鳩よけにする

返信する
どうするって・・・。 (ペンギン)
2006-06-05 18:06:04
眺める・・・かなあ。って、かの土屋賢二大先生なんか“税務署のない東京都”を持って行きたいって言ってたもん。
返信する

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