ペンギンのひとりごと。

とにかく何事にも好奇心旺盛なペンギンのひとりごと。

秋の気配が漂い始めた横浜へ。(その1)

2020-09-13 21:41:20 | 横浜
●錦絵の素晴らしさに感動。

ふぁあ、時の過ぎるのは早いものであっという間に9月も第2週が終わってしまった。

ほぼ絶望に近くなったハワイ旅行のことはもうジタバタしても仕方がないので、
近場の大好きな横浜へ出かけることにした。

今回の目的はテレビでチラッと拝見した展覧会、
「明治錦絵×大正新版画-世界が愛した近代の木版画」を観ること。
この展覧会は4月に行われる予定がコロナのため延期され復活開催とのこと。

江戸時代の浮世絵については、
多くの作家や作品が世界中で知られ、高い評価を得ているのは周知のこと。
しかし、それに続く幕末から明治に作られた錦絵はよく知られておらず、
どんなものか実物を拝見してみたかった。
さらに当時の日常の風景を描いた新版画もあるということで興味が拡大した。

当日の横浜は雨の予報だったが、
馬車道駅に到着すると降っておらず。徒歩1分のはずの神奈川県立歴史博物館に向かう。
そもそもこの建物は明治37年に完成した横浜正金銀行で
現在は国の重要文化財でもある。

5番出口から1分でたどり着いたのは裏口で入れず、
3分ほど建物を一周して、3番出口からなら1分の正面玄関から入館した。

館内はそれほど混んでいるようには見えなかったが、
入場制限のためウエイティングリストに記入し30分後になるという。
それではと、館内の喫茶店でしばし休憩。
ベークドチーズケーキが美味しかった。

そして30分後、無事展示室に入ることができた。

錦絵は横浜開港の頃の風景画から、戦争画、花鳥風月的なものなど多数あり、
繊細な線と多色摺りの緻密さが素晴らしく、
さらに新版画には我が家の近所の井の頭公園を描いたものもあり興味深かった。
木版を作る道具や過程にも関心。

この特別展の後は、上階の常設展で、
縄文から近代までの神奈川の歴史も拝見。
石器や土器から各時代のジオラマ、ミニチュアなど
膨大な展示にお腹いっぱい。(画像)

展覧会の後は宿へ向かおう。

(その2に続く)





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