今日6月6日、2つのニュースが気になった。
1、イスラエル軍、パレスチナ難民のデモ隊に発砲、11人死亡、220人以上が負傷、その後、シリア発表、死亡者23人、負傷者350人。・・・・・6月5日は、第3次中東戦争の開戦日、この開戦記念日にインターネットでデモを呼びかけていた。
第3次中東戦争 1967年6月5日、イスラエルがエジプトに先制攻撃を加え、シリア・ヨルダン軍を殲滅、たった六日で、ヨルダン川西岸地区、ガザ地区、ゴラン高原、シナイ半島を占領する。
攻撃される少し前、エジプトのナセル大統領はソ連の情報などで、エジプト・シリア・ヨルダンの軍事力はイスラエル軍の約2倍と知らされ、5月、戒厳令を発し、シナイ半島のイスラエル国境に戦車を並べ、チラン海峡の封鎖を宣言をしました。シリア・ヨルダンもイスラエル国境に軍をすすめ、背後にソ連がいた。
しかし、イスラエルは諜報機関から情報が入りアメリカのCIA等とも連絡を取りアメリカ政府の暗黙の了解を得たうえで、先制攻撃をし、圧勝することになったようです
イスラエルが奇襲攻撃を開始した翌日、国連安保理はただちに停戦するよう決議をするが、イスラエルは従わず、パレスチナ全土、シリア・エジプト領の一部を占領する。
半年後の11月末、国連安保理決議242が採択される。決議は「戦争による領土取得」を否定し、「最近の紛争において占領された領土からのイスラエル軍隊の撤退」が勧告された。
しかし、イスラエルはシナイ半島以外の土地をいまだに占領し続けています。
キリスト教に関心を持つと、行き着くところはパレスチナ、そして問題の多いイスラエル。
震災の後、イスラエルから医療チームが来て、簡易診療所を開設した様子がマスコミの報道でありました。他にイスラエルは、最近も他国で暗殺を行い、ホテルのカメラにトイレから変装して出てくる諜報員が映っているスクープが世界に流れましたね。
旧約聖書で、神がモーセに告げた、民が守るべき基本的な10の戒め「十戒」
その、第六戒 「あなたは殺してはならない」・・・これは守るの?どう解釈すればいいのだろう?
「ユダヤ人は神に選ばれた者」だそうで、ユダヤ人以外は人間じゃないのかもしれないですね。過去に色んな迫害を受けたユダヤ人、多分自己中なんでしょうか。
もう1点、驚いたニュース!
スイス欧州合同原子核研究機関(CERN)で、「天使と悪魔」で有名な「反物質」が造られた。
昨年11月、反物質を0.2秒間の間存在させたが、今回は何と1000秒(16.7分)観測された。
東京大学や理化学研究所などの国際研究グループが「ネイチャー・フィジックス」電子版に発表した。水素の反物質である反水素を真空の装置の中で、磁気を利用して宙に浮かして閉じ込めた。造り方は、加速器でつくり出した1万5000個の反陽子と100万個の陽電子を混ぜ、6000個の反水素原子を造った。反水素は次々に消滅していく過程で約16分間放射能が放出されたそうだ。現実に造れた反水素の量は微量で、出る熱エネルギーも僅かということだが、「天使と悪魔」の現実版,宇宙誕生の謎解明なるか。