確かにうちの周りは湧水に恵まれた土地のようだし、まだたくさん田畑があるし、都内の実家周辺に比べたら田舎ではあるけれど、まさか隣接する市で収穫されたブドウのみを使ったワンイがあるとは思ってもいませんでした。って、すでに私が関わっている読売新聞のエリア情報誌でも紹介したというのに、全然気に留めていませんでした。「読んでなかったの?」とその情報誌の主要記者であり、編集担当の妹になじられてしまった…。ダメなお姉ちゃん。
それが新座産ブドウ100%使用の「野火止わいん」(720ml・1,260円)。巨峰をゆっくり圧搾し、果汁に残った果皮の色を生かしたロゼワインだそうで、地元ブランドのお土産用として万人の口に合うよう、フルーティーでやや甘口らしい。お持たせ用に妹と一緒に買いに行き、店主にウンチクを聞く。店主は利き酒師、奥様はソムリエだそうで、知識が深く広く、お話はとても面白かった。
妹に運転させて行った私は、野火止用水開通350年を記念し、地米を100%使用して醸された純米吟醸無濾過原酒「清酒・野火止」も味見させてもらいました。無濾過だけに雑味というか旨味というか、そんな味わいががっつり残る、香り高いお酒でした。
ワインの方は、今夜、味見予定。「甘口のワインは苦手」と話すと、「それなら」と勧められたのが、新座産ブドウだけでなく甲州ブドウをブレンドした「野火止わいん」(新座産ブドウ100%使用のワインと同じ名前なのがちょっと紛らわしいけど)。こちらは赤・白ともにハーフボトル(360ml・590円)を買ってみました。
今夜は北軽井沢のキャンプ場で、久々にコールマン・ツーバーナー用オーブンを使って、仕込んでおいたピザ生地(仕込みは妹、トッピングは私)で手作りピザを焼く予定。ピザとワインかぁ、楽しみぃ~!
「野火止わいん」・清酒「野火止」の発売元は、酒のおぎはら
http://www.sakeno-ogihara.com