先日訪れた動物指導センターに収容されているコーギー、シーズーについて里親会のブログで紹介したところ、かつて里親会からコーギーを譲り受けた飼い主さんやシーズーを飼っている飼い主さんから引き取りたいとの申し出があったとのこと。
さっそくセンターに殺処分中止の連絡がいったことでしょう。ここのところ何頭か引き取り手が決まったようなので、里親会ではセンターからコーギー、シーズーの他に3頭連れ出してくるそうだ。
こうして幸せを手にすることができる子がいる一方で、冷たいコンクリートの床の上で不自然な死を迎えなくてはならない子もいる。切ない。
私が今、気になっているのがカヤの姉妹犬のマリンちゃんのことだ。マリンちゃんの被毛はカヤよりずっと濃い茶色。同じ犬舎から同時にレスキューされた子だけど、目も見えるし、性格もとてもいい。
いつシェルターに行ってもほかの犬の中で穏やかにしているし、吠えもしない。なんかノホホンとしている感じのマリンちゃん。やはり8歳くらいだということだけど、誰かマリンちゃんを幸せにしてあげてくれないでしょうか。
外出用にもう1枚買ってあげたセーターを着たカヤ
正直、私は成犬がこんなに楽だとは思わなかった。もっとも繁殖犬だった子は辛い境遇にあった(抑圧されてきた)せいか、大人しい子が多いのだけど。
クレートトレーニングもする必要がないし、外でしか排泄をしたことがない犬は別だけど、成犬でもトイレは十分しつけられる。目の見えないカヤでさえ、ちゃんとトイレの場所を覚え、問題なく暮らしているのだもの。
トリミングも3カ月に1度くらいにすれば経済的にも負担にならないし、自分で足回りくらいカットできれば、なおお金はかからない。カヤも前回のトリミングから1カ月以上経っているので、少し伸びた足裏の毛などをバリカンで刈ってやった。
A・コッカーはチワワやダックス、トイプーのようにひょいっと抱くには少し重いかもしれないけれど(33、34kgを相手にしてきた私には枯れ葉のように軽いけど)、マリンちゃんは目が見えるからお散歩も一緒に楽しめると思う。
小型犬は引き取り手も多いのだけど、コッカーはペットショップではあまり見かけない犬だから敬遠されがちなのかな。マリンちゃんはカヤと一緒にレスキューされた子なので、どうしても気になってしまうのでした。