小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

療法食の変更はもう少し先に

2015-02-08 | 犬&猫との暮らし
アルブミン値が1.5g/dlから1.8g/dlに上がったことは
「単純に喜んでいいと思います」と先生が
その言葉とはかけ離れた硬い表情で言った。

「先生、それならもっと喜んで、一緒にニコニコしましょうよ!」
と思ったけれど、先生はカヤの続く下痢を心配し、
次の戦略を練っていたのだった。

先生が熟慮し、眉をひそめつつ話し合った結果、
ここ3日間はステロイド1.5mg増量して皮下注射に戻し、
アトピカは続けることで、様子を見ることになった。

「アミノペプチド フォーミュラ」のほかに
私には試してあげたい特別療法食がある。

それがイタリア「FORZA10(フォルツァディエチ)」の
療法食「インテスティナルアクティブ」。
胃腸炎・嘔吐・消化管障害・下痢などのトラブルに対応した
加水分解タンパクを使用したフードだ。

フォルツァディエチは、イタリアの獣医師である
セルジオ・カネロ博士が、20年以上の歳月を費やして、
最も一般的な病理と食べ物の関係を研究した結果、
家畜の成長促進剤や抗生物質といった残留化学物質が
少なからぬ影響を与えていることを確認し、
肥育促進剤や抗生物質、遺伝子組み換えの弊害のない
天然魚に着目して、開発を進めたペットフードだという。

その中の胃腸障害対応食「インテスティナルアクティブ」が
とても気になっているのだけど、
今、食事を変えてしまうと、
症状が悪化したにしろ、好転したにしろ、
それがアトピカのせいなのか、フードのせいなのか
判断できなくなるので、とりあえず
ステロイド+免疫抑制剤の組み合わせを試しながら、
落ち着いてきたらフードを変えてみて、
さらに薬の減量を目指していくことにした。
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下痢ながらALB値上昇

2015-02-08 | 犬&猫との暮らし
一昨日は下痢をするも「一過性の副作用」という記述に、
経過を見ることにしたけれど、
昨日の午後も、驚くほど良好な便をして、
喜んだのもつかの間、30余分後には、
またしても盛大な下痢便と、そのあとに白い水便。
2月4日と同じ状況。

便の状態の変化が大きすぎることを、どう捉えていいか分からない。
炎症を起こしているとしたら、あんなにいい便を出せるだろうか。

結局カヤを病院に連れて行くことになった。

アトピカを飲ませるようになってから、
水を飲む量が半端じゃないうえ、
まあ、見事にまっ黄色なオシッコをする。

ということを、先生に告げたら、
アトピカに関して、そういう報告はあまりないという。
背景にどんな病気が隠れているかは不明だが、
「だったらこれを、数少ない報告のひとつに」
と心の中で思いました。

カヤの白目は黄色くなっていなかったけれど、
多飲および黄色いオシッコから黄疸を疑い、
念のため採血して血液検査。

怒張を見ながら、先生がカヤに
「こんなに毎回血を取られたら、いやだよなあ」
と話しかけている。
「目が見えなくても、病院の匂いを覚えて、
嫌な所だってインプットしちゃうよねえ」とも。

今回の検査ではTBIL、総ピリルビンの値を見て
肝機能障害の有無を判断するそうだ。
ビリルビンはヘモグロビンが壊れてできる色素で、
血清を調べるとすぐにその値が出るらしい。

前回の検査から日は浅いけれど、せっかく採血したので、
アルブミン値も調べることにした。
エコー検査では、やはり腸管に浮腫が見られたので、
あまり期待はできないなと思っていた。

しかし血液検査の結果は、TBILも正常だったうえ、
アルブミン値が1.8g/dlに上がっていた。
誤差を考慮しても、これまでで最高値だ。おお!
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