M-1と言ってもお笑いではありませんよ。
今年のハムフェアで発表され、そのうち60台が八重洲無線創業60周年記念モデルとして発売。
予想よりも遅い出荷で、このあたりは「お約束」な感じですが、とりあえず記念モデルの半分位は出荷されたようですね。
通常モデルはその後で生産開始との事なので、「あと1ヶ月位先にになりそう」と八重洲無線の方が言っておられました。
さて、過日行ってきた「
八重洲無線試聴会」ですが、ご多分に漏れず、M-1も展示されていました。
それも60周年記念モデルが。
で、ハムフェアの時には近寄らずにいたんですが、八重洲無線の方に誘われるがままにM-1を手に取ってしまいました。
あれこれと説明してくれて、ヘッドフォンでモニターしていると、「これ良いかも!」と思ってしまいました。
本体に電源が必要でUSBを使っていましたが、ノイズ対策は施してあるとの事。
本体内部へ乾電池を入れるといった設定はありませんでした。
幸い(不幸?)な事に1台だけ60周年記念モデルが箱のまま飾られておりまして、八重洲無線の方々とショップの社長から誘惑の言葉が…。
おもむろに財布の中身をチェック。
値引きしてもらって何とか足りるだけ持っていました。
でも、これは私の全財産です…。
買っちゃいました!!
箱に張られた60周年記念モデルを示すステッカー
本体
トレブルブーストカウリング装着
付属品
・調整用ドライバー(2本)
・マイクコード
・USB電源コード
・USB電源アダプター
手持ちのMD-200A8Xと比べてみました。
M-1はマイクコードが外に露出していないのですっきりしています。
マイクの高さも、アームが伸び縮みするので、継ぎ足し型のMD-200A8Xよりも良いですね。
M-1の操作部
MD-200A8Xの操作部
MD-200A8XにあるUP-DOWNスイッチがM-1では省かれています。
まぁ、これは私使っていないので問題ありません。
PTTはM-1のそれがエアシリンダーを使っているとの事で、とても自然な感じで押せます。
気持ち良いです。
PTTロックスイッチは、MD-200A8Xが従来の押し込みスイッチで、カチッとしたものであるのに対して、M-1はタッチスイッチのように軽く押すだけでOKです。
誤操作防止のためか、PTTからちょっと離して配置されています。
ロックをONにした時は、スイッチの部分に赤いLEDが点灯するのでこれも良心的ですね。
M-1の送信LED
MD-200A8Xの送信LED
送信確認のLEDはMD-200A8Xの方が視認性が良さそうです。
デスクトップマイクなので手に持って使う事はまず無いと思いますが、MD-200A8Xの方がいくらか重く感じました。
M-1…約960g
MD-200A8X…約1.0kg
40gだけM-1の方が軽いそうです。
イコライザーがどれだけ効果あるのか。
ダイナミック、コンデンサー、2種類のマイクを混合してどう効果があるのか。
これまでPHONEの音については考えてもいなかったので全く分かりません。
これから本体だけで使い慣れるようにして、音作りも勉強して、そのうちに実践投入したいと思います。
「記念モデルだから箱に入れたまま保存しておきな」とも言われましたが、コレクションのために買った訳でもないので、使いたいと思います。
通常モデルのメッシュの根本の黒リングがゴールドになっただけですが、見た目は良いです。
お値段も変わらないので、どうせ買うなら、と勢いで買ってしまいました。
気になる方は、事前に自己抑制が出来るように心の準備をしておいた方が良いですよ。
下手にいじると欲しくなってしまうかもしれませんから。