スペイン広場の次に、ムリーリョ公園からサンタ・クルス街の細く入り組んだ石畳の路地を通って大聖堂まで歩きました。
ムリーリョ公園にコロンブス記念塔がありす。
女王イザベル1世の援助を受け1492年サンタマリア号等3隻がセビリアから出港してアメリカ大陸を発見しました。
船の舳先は新大陸(アメリカ)を向いているそうです。
右の写真の壁はアルカサル(王宮)の城壁の一部で、壁の中を古代ローマ時代の水道管が通っているそうです。
サンタ・クルス街は15世紀までユダヤ人が住んでいた場所で、街はまるで迷路のように細い道が入り組んでいるそうです。
路地を通り抜けると世界遺産の大聖堂が見えてきました。
大聖堂の内部には、世界最大といわれる黄金で塗られた祭壇衝立(ついたて)があります。
この衝立を塗装するために3トンもの金が使われてます。
スペインは4世紀からマリア信仰が盛んで、この衝立の真中に鎮座するのがキリストではなく聖母マリアという点です。
コロンブスが発見した新大陸では莫大な金銀が発掘され、セビージャは貿易の拠点として空前の繁栄を極めていたようです。
右の写真はスペインの4人の王様がコロンブスの棺をかついでいるそうです。
アップ
ヒダルダの搭は高さ98mで大聖堂に隣接してます。
塔の内部は螺旋状の坂道で階段ではありません。登って行くと大聖堂も下に見えてきました。
らせん状の坂道をグルグル登るのは大変で、チョット休憩を入れて、窓から下の景色をみました。
登り切ったヒラルダの塔の鐘楼には28個の鐘がありました。