コルドバはローマ帝国によって大河グアダルキビル川上流の船舶が通航できる限界の場所に築かれ、
1000年前のイスラムの時代には100万都市として繁栄していました。今は38万人。
グアダルキビル川掛っているローマ橋は全長230mで16のアーチで支えられ、
イスラム時代、さらにキリスト教徒の時代に改修され使われてきました。長い歴史を思います。
グアダルキビル川のローマ橋を渡りきった岸辺にメスキータ(聖マリア大聖堂)があります。
711年 西ゴート-王国の教会の地にイスラムのモスクが作られ987年に今の形の大きさになったそうです。
しかし1236年にコルドバはキリスト教徒に征服されてキリスト教の礼拝堂として使われ、
メスキータの西側ファザード外壁装飾はイスラムの美しい細工が残っています。
オレンジの中庭と回廊
メスキータの「円柱の森」現存は854本、最大時では1000本以上あったそうです。
馬蹄形のアーチは白い化粧漆喰と赤い石(レンガ)によってつくられています。
ガイドさんの説明で大理石の柱に作った人の名前が入っているそうです。
16世紀円柱の一部が取り払われカトリックの大聖堂が作られた。
教会を作った国王カルロス5世は、素敵な円柱見て、一部を教会の為に壊した事を嘆いたそうです。
しかしメスキータの内部の大聖堂の完成は250年もの年月を費やしているだけ、本当に立派な作りです。