☆心に留まった光景☆

ささやかな感動した景色、出来事を載せてゆきたいです。

京都4 橋本冠雪の白砂村荘

2018年06月16日 | Weblog

朝降りたバス停の「一条寺下り松町」から京都駅行きのバスに乗りました。
まだ新幹線に乗るには早いので銀閣寺道と言うバス停で降りて哲学の道に出ました。
中学、高校の修学旅行の生徒達や観光客がたくさん歩いていました。
混雑の中を行くか、どうしようと思っている時に目の前に丁度橋本冠雪白砂村荘がありました。
ここで庭と絵を見て帰れば良いかなと思って入りました。中は静寂で私一人の世界でした。
   
「白沙村荘」は大正・昭和にかけて活躍した日本画家・橋本関雪が大正5年(1916)年から30年にわたって造営した邸宅です。
   
建物や、3500坪ある池泉回遊式の庭園は関雪自身の設計によるもの(国指定名勝)です。
   
大文字山を借景とした庭園内には、建造物と共に平安・鎌倉から桃山時代の石仏や石灯籠などの石造美術があります。
2014年9月に「白沙村荘 橋本関雪記念館MUSEUM」が開館しました。
ここの展望テラスに出ると目の前に大文字さんと白砂村荘の静かな庭が広がっています。
   
今回の企画の橋本冠雪の3枚の絵は壁一面の大きさで最高に良い絵に出会えたと思いました。
あまり冠雪の絵を知らなかったので、こんなにすごい絵が描ける人を知りました。
美術館の人が半夏生がきれいですよと咲いている庭に案内をしてくださいました。

哲学の道の桜の木は橋本関雪が京都の人々に対する恩返しとして寄贈したものだそうです。
そのため、この桜の木々は「関雪桜」と呼ばれているそうです。
また京都駅行きバスに乗って、4時半の新幹線に乗って横浜に帰りました。

コメント (2)
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