☆心に留まった光景☆

ささやかな感動した景色、出来事を載せてゆきたいです。

③青池と白神山地のブナの原生林・・不老不死温泉・・大岩海岸・・しじみ

2018年08月09日 | Weblog

12湖の地名は1704年の能代地震で崩山(くずれやま、標高939.9m)崩壊でせき止められた川から作られたそうです。
白神山地の一角の広大なブナの森に点在する中に33の湖や沼があります。大崩から見ると12湖が見えるのでそうです。
近隣にはブナの林が密集し、その水分の含有量が多いため、自然の造った水桶のようで、
自然の浄化装置を持つと言われるほどの水質の良い水が各所で湧き出しているそうです。
鶏頭場の池バスを降りて青池まで緑の多いアップダウン多い細道を歩き、少し上ると青池がありました。
  
青池は他の湖とは全く違う美しい青色の湖です。透明度も高くて湖底がみえています。

青池からさらに上ってブナ林に行きました。
ブナ林は日本の自然が、自分の力で作り上げた森で原生林と言われます。
そして炭酸ガスを吸収して酸素を生産し空気をきれいにして、地球の温暖化をふせぐ力も持っています。
騒音を吸収したり、土砂崩れをふせぐ力もあり、人工のダムよりも、ずっとたくさんの水を蓄えるので緑のダムと言われています。
日本では古来の姿を保っている原生林は本当に数えるほどしか存在しくなっています。ここは貴重な地域で世界遺産に登録されました。
   
あっという間に出発時間です。もう少しこの素敵なブナ林で過ごしたかったですが。

次は不老不死の湯です。1時間半ぐらいの時間でお昼ご飯を食べて温泉です。
ここでは深浦名物マグロステーキ丼を食べました。
マグロが刺身用、半身焼き用、両面焼き用とあり、それぞれにタレ、ご飯が違ったものが並んでいました。
マグロを刺身で左端のたれで左のご飯を食べます。
次は半身だけ自分で焼いて真ん中のたれをつけてご飯に乗せて食べました。最後は両面焼いてです。
   
その後タオルと浴衣を借りて温泉に入りました。
一度内湯で体をきれいに洗ってから外の露天風呂に行きます。
その時、浴衣だとすぐ脱ぎ気が出来て便利でした。浴衣借りて良かったです。
風呂の写真2枚はパソコンからお借りしました。右側の囲いのある方が女湯です。
露天風呂は海も見え、夏休みで子供たちもいて楽しかったです。

温泉からバスで10分で円覚寺と大岩海岸に着きました。
私の住んでいる横浜傍の北鎌倉にある円覚寺と同じ名前にビックリです。
江戸時代に深浦湊は津軽藩の四浦の一つとなり北前船交易の寄港地となり栄ました。
境内に「竜灯杉」と呼ばれる巨木があり日本海を航行する船の目印になったそうです。
難破する船の絶えない日本海で嵐の時は船頭水主たちが髷を切り一心に念ずれば梢から光を灯し海難から救ったというそうです。
    
円覚寺の傍の海岸線に沿って歩き海の傍の大岩海岸が見えました。
赤い神社の傍から入り、海岸線沿いに大きな岩まで歩きます。
 
そして岩の下から、上に空が見える筒状の真っ暗な階段を上がります。そして少し上がると四方海で解放されるような広い景色が広がっていました。


  
真っ白な花とピンクの可愛らしい花がいっぱい咲いていました。。
下りは石の階段が滑りそうで大変でした。
おりたたみのが足の悪い私にはとても役にたち、安心して降りれました。持って来て良かった。

    

次に90分バスに乗って十三湖でトイレ休憩をしてシジミを食べました。
この湖は周囲約30kmで水深は最大3.0mに過ぎませんが、南方より岩木川が流入し、こ川が日本海に向かう途中砂州によって塞き止められ汽水湖となっているそうです。
   
ここは日本有数のシジミの産地です。
十三湖を見ながら昆布が付いたシジミは暖かくて美味しかったです。後ろに見える山は岩木山。
竜飛岬を目指してあと60分のバスでホテルの到着です。実だくさんの行程でした。

コメント (2)
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