☆心に留まった光景☆

ささやかな感動した景色、出来事を載せてゆきたいです。

➄高野崎・・斜陽館・・五所川原立佞武多

2018年08月14日 | Weblog

竜飛崎の次に40分バスに乗って今別町袰(ほろづき)海岸高野崎に行きました。
岬の端に可愛い紅白の高野崎灯台がありました。
すごく晴れた日には西に竜飛岬、東に下北半島、正面に北海道が見えるそうです。雲の合間に北海道が少し見え隠れしてます。
  
岬から下に降りると赤い小さな橋が2つ架かっていて、岩場の先まで行くことができました。
  
結構下まで降りるので景色だけで帰られる人もいました。
我々は二人とも折り畳みのがあったので、先端までなんなく行けて広い海の自然を楽しみました。
タモリさんがいたらこの荒波で削られた柱状節理の岩石に何か言いそうですね。
ツアーの旅も、こうやって自分で歩く機会があると思い出に残る旅になります。

金木でお昼ご飯を食べて傍の太宰治の実家の斜陽館の見学と三味線の演奏を聞きました。
何故か? ツアーにお昼ご飯が2回付いていなくて、自分で注文するか、勝手にどこかで食事を取るようになっています。
食事を探すのが大変だろうと思うのかみなさんこの炊き込みご飯を頼んで一緒に食べました。
次に斜陽館を見学しました。
太宰治が生まれる2年前の明治40年(1907)、父・津島源右衛門によって建てられた豪邸は和洋折衷・入母屋造りの建物で、
米蔵にいたるまで青森ひばが使用され、どっしりした重厚感が特徴となっています。国の重要文化財建造物に指定されてます。
  
襖が開くと広い部屋になる日本の家が好きです。ここで生活するのは大変だけどこの広い空間が魅力です。
子供の頃はこんなトイレだったような気がします。
膝の痛い今はとても使えないトイレです。
  
津軽三味線は津軽地方の民謡の伴奏でしたが、現代は独奏を指して「津軽三味線」と呼ぶそうです。
撥を叩きつけるように弾く打楽器的奏法と、テンポが速く音数が多い楽曲に特徴があります。
驚いた事に三味線の皮は犬の皮だそうです。秋田犬の雌が最高級だそうです。沖縄はネコかな。
生演奏は引き込まれました。引いている方の迫力がすごくて。

次に20分バスに乗って五所川原立佞武多の館を見ました。

この立佞武多は明治から大正に巨大化されたが、電線の市街化により運航困難になり幻となったが、
1993年に市内のある家庭の先祖の遺品の整理で立佞武多の設計図の一部が発見され、
立佞武多を復活させようとするボランティア運動が始まり1996年に80ねんぶりに立佞武多が復活しました。
五所川原市が立佞武多の支援を決め、夏祭りで運行され、1年に一基ずつ新作が制作され現在に続いているそうです。
  
後ろからも撮りましたが、大きすぎて載せきれません。他に見つけた佞武多と演奏。
  
地元の方々の演奏があり、最後は我々も一緒になって手や楽器をたたいたりして盛り上がりました。
130分乗って盛岡駅で新幹線に乗りました。
盛りだくさんの楽しいツアーでした。

コメント (4)
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