先日、地域包括支援センターの高齢者いきいきふれあい館「まちなか」の体操教室にいってきた。柔軟・ストレッチから始まり、“どさんこ体操”などの体操で、参加者は約25人程度。平均年齢75歳の女性が主体で、その女性パワーに圧倒された。女性の健康に対する意識の高さや長生きの秘訣が、ここにもあったのである。
ただ、国会議員の女性割合では、日本と人口がほぼ同じのメキシコとエチオピアで比較すると、メキシコでは約5倍、エチオピアでも4.4倍も高いという。数値で分かるとおり、日本の女性国会議員の数が極端に低い。 |
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国名 |
総人口 |
女性の国会議席数の割合 |
メキシコ |
1億3千万人 |
約50% |
日本 |
1億2千万人 |
約10% |
エチオピア |
1億2千万人 |
約43% |
過去を振り返れば,英国のサッチャー首相やインドのガンジー首相など、社会に大きな影響を与えた数多くの女性首相たちが、歴史に名を残している。現職では、フランス・イタリア・デンマーク・フィンランド・ニュージーランドの首相が女性で、大統領では、アメリカのクリントン女氏やドイツのメルケル女氏がいる。
それに比べて、男尊女卑の日本では、まだ首相が出ていない。また、国会議員の衆参両院の女性比率は約15%で、G7の中で最も低い。日本の政治が三流と言われる理由のひとつであると思っている。
男女共同参画社会とは、1999年(平成11年)施行の「男女共同参画社会基本法」を基本法として、日本における社会政策の一つである。その狙いは、男性も女性も意欲に応じて、あらゆる分野で活躍できる社会の創出である。政府を始め全国の市町村に至るまで男女共同参画部署が設けられ、専任担当者が複数存在し男女共同参画を奨励している。
私の属する町内会では、会長は女性で副会長は男性である。女性が町内会、十勝、そして北海道を変えると思っている。女性はまずいと思ったら、男性がフォローすれば良いのである。女性のいけないところは局部だけに注目して、時に着眼対局できないところであると思っている。それが、男性と女性の違いであろう。
ただ女性は、環境にやさしく戦争に対して厳しい目で見ていることは確かであり、これからの地球を男性より守っていく存在だと思っている。そのことは、温暖化対策を訴えるスウェーデン環境活動家“グレタ・トゥンベリさん”が証明している。
「十勝の活性化を考える会」会員