tomkob写真館

身近な風景写真が中心のブログです。ぼちぼち更新していきます。

読書感想 - 下町ロケット

2012年02月04日 09時16分10秒 | テキスト日記
長男が高校の図書館から借りてきた本。

途中まで読んで止めたとの事だったので、
まだ返却日まで日があるし、通勤時間に読んだ。

ロケット開発をしていた気鋭の研究者が打ち上げ失敗の責任を
取って辞職。父親の後を次いで下町の鉄工所の社長になった主人公が

特許訴訟や銀行の融資引き上げ、従業員との軋轢と戦いながら、
夢を離さなかった故に、最後に大きな花が咲く。そんな話だ。

ハッピーエンドのお話なので、後味が良い。

経済や金融のバブリーな話が幅を利かす昨今。
「本物」の持つ意味を改めて噛みしめる事が出来る。

長男に聞くところによると、どうも話の筋がどん底のところで
止めたみたいだから、読後、長男には改めていい話だから、と読むの
を勧めた。

高校生には、まだまだ面倒で取っつきにくい本かも。
手にとって、読もうとしただけでもましなのかもね。