トーネードの無職生活

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剣道とハンドボール

2015-08-11 07:10:52 | 日記
 小学校の五年生の頃だろうか、機動隊の道場に剣道に通わされた。剣道なんてしたくもなかったのだが、やりたくないと言うと烈火のごとく怒られるので、しかたなく週一回道場に通った。

 中学に入学して他のスポーツをやりたいと思ったのだが、親は剣道をやるものと決めてかかっているので、いやだと言えば烈火のごとく怒られるので、しかたなく剣道部に入った。

 剣道をやると礼儀正しくなるとか、精神力が鍛えられるとかふざけた事を言う人がいたが、剣道だろうが野球だろうが、やる人の心がけでそうなる場合もあり、そうならない場合もあるのである。だいたい剣道というは棒で相手より早くぶっ叩くことを目的としているスポーツである。

 中学の二年の途中で長野県の中学に転校したが、その際にも剣道部に入ったが、あまり練習にもでずになあなあでやめてしまった。剣道よりも柔道の方がずっと面白ろそうだと感じたものである。親は剣道の方がスマートだから剣道に通わせたようである。機動隊では柔道の教室も開いていた。

 高校に入学した時にはさすがに剣道をやれとは言われなかったので、チームスポーツをやりたいと思っていたところ、同級生からハンドボールをやろうとさそわれて入部した。サッカーとかバスケットボール、バレーボールといった球技だと中学でやってきた連中ばかりなので、中学での経験者がいないハンドボールにしたわけです。

 しかし、それまでやってきた剣道では練習でも走るということがないので、まず、走ることから慣れなければならなかった。自分自身、運動神経が良いわけでもなく、瞬発力に優れているわけでも持久力があるわけでもなく、一年生のうちは練習についていく体力をつけるだけでせいいっぱいだった。

 二年生になるとようやく練習についていくことができるようになり、いっしょに入部した連中も一人欠け二人欠けしていき、一年生の時にはレギュラーになれるとは思わなかったのに、人数が減ったおかげもあってレギュラーになることができた。

 やはり強制的にやらされた事よりも、自分から選んでやったことの方が長続きするものです。なんとまあインターハイにも行かれましたし、そこで三点入れて役割も果たしました。ついでに、クラスの連中が受験モードに入っているにもかかわらず、国体に出るのだとまだ練習にかりだされていまして、体育の授業で走高跳をしたときにはなんとクラスで二位になってしまった。その頃が一番体力が充実していたのでしょう。

 個人競技とチームスポーツとを経験したわけですが、個人競技には自分自身に打ち勝たねばならないという強い意志が必要となります。チームスポーツだとチーム力に目を奪われがちですが、個々人の能力向上には各個人の努力が必要です。チームスポーツで良いのはチームのメンバーからの応援が得られるところでしょうか。それでずいぶんと助けられました。

 また、チームスポーツだと全員が続けてシュートを決めるまでシュートさせられるという練習もあり、シュートを外したときには非常に申し訳なく思ったものです。メンバーはドンマイとかいってくれますが、次は意地でも決めてやるみたいな感情になります。こういった面も精神的に強くする練習だったのでしょう。

 で、私が精神的に強くなったかというと、どうとも判断がつきかねます。