私は大学卒業後、某大手電機メーカーの子会社の中堅電機メーカーに就職して20年以上勤務しました。勤務している時は会社の労働組合の役員もやっていたため、親会社の系列の電機メーカーの労働組合とは、春闘などでの情報交換の他に色々と懇意にして交流をしてきました。
親会社に対する子会社と同様に労働組合も親会社の労働組合に子会社の労働組合が系列化されていていました。私が在籍していた当時は、子会社の労働組合には、親会社の直系の生産分身会社などの労働組合の系列と、資本関係はあるものの経営は独立して行っている独立系の労働組合とに分かれておりました。
私が在籍していた当時も、親会社が事業の選択と集中を行っていましたが、独立系の会社にまではよほど経営状態が悪くない限りは、同業他社に売却するとかはありませんでした。
最近、親会社のホームページなどを見てみたところ、なんとまあ独立系の会社が大幅になくなっているではありませんか。そして、色々調べてみると、親会社は根本的に事業の選択と集中を行ったようです。
コア事業とはかかわらない独立系の会社は容赦なく売却されてまして、資本系列から切り離しても独立してやっていける会社はそのまま株式を売却されたようですし、リストラが必要な会社は他社に売却されて他社に飲みこまれてしまったり、売却された企業においしいところだけもっていかれて、売却先の企業に関係ない事業は分離して放り出されたりしていました。
これは、親会社の名前がついた子会社でも容赦なくおこなわれていまして、いやまあ当時の子会社の労働組合の役員だった人達は大変だったろうなと思いました。
そして、コア事業に位置付けられた独立系の子会社は、系列内で同じようなことをやっている会社と再編されていまして、親会社の系列の中に取りこまれていました。
そんなわけで、私が知っていた会社の名前が親会社のホームページの中からはほとんど消えてなくなっていたのでした。で、私の勤めていた会社はどうなっていたかというと、経営状態は今も良くないようですが、ある事業が親会社にとっては子会社として必要な事業なので、そのまま生き残っていたのでした。
親会社に対する子会社と同様に労働組合も親会社の労働組合に子会社の労働組合が系列化されていていました。私が在籍していた当時は、子会社の労働組合には、親会社の直系の生産分身会社などの労働組合の系列と、資本関係はあるものの経営は独立して行っている独立系の労働組合とに分かれておりました。
私が在籍していた当時も、親会社が事業の選択と集中を行っていましたが、独立系の会社にまではよほど経営状態が悪くない限りは、同業他社に売却するとかはありませんでした。
最近、親会社のホームページなどを見てみたところ、なんとまあ独立系の会社が大幅になくなっているではありませんか。そして、色々調べてみると、親会社は根本的に事業の選択と集中を行ったようです。
コア事業とはかかわらない独立系の会社は容赦なく売却されてまして、資本系列から切り離しても独立してやっていける会社はそのまま株式を売却されたようですし、リストラが必要な会社は他社に売却されて他社に飲みこまれてしまったり、売却された企業においしいところだけもっていかれて、売却先の企業に関係ない事業は分離して放り出されたりしていました。
これは、親会社の名前がついた子会社でも容赦なくおこなわれていまして、いやまあ当時の子会社の労働組合の役員だった人達は大変だったろうなと思いました。
そして、コア事業に位置付けられた独立系の子会社は、系列内で同じようなことをやっている会社と再編されていまして、親会社の系列の中に取りこまれていました。
そんなわけで、私が知っていた会社の名前が親会社のホームページの中からはほとんど消えてなくなっていたのでした。で、私の勤めていた会社はどうなっていたかというと、経営状態は今も良くないようですが、ある事業が親会社にとっては子会社として必要な事業なので、そのまま生き残っていたのでした。