トーネードの無職生活

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ハンドボールの経験をちょっとばかり その2

2015-08-14 07:36:20 | 日記
 ハンドボールでの攻撃はパスを回したり、フェイントをかけたり、走ったり、ポジョンをチェンジしたりしながら、局地的、瞬間的に3対2を作ることにあります。3対2とはボールを持ったオフェンスが3人、デイフェンスが2人の状態にすることです。従ってオフェンス側が1人余ることになり、シュートを打てる可能性が高くなます。

 私は高校時代は右のサイドでしたが、大学の同好会ではフローター(ロングシュートを打つ役割のプレイヤー)以外のポジションはどこでもやりました。格好良く言えばマルチプレイヤーです。

 そんな中で一番面白かったのはポストです。ポストはディフェンスの中に1人ないし2人がオフェンスの中に入りこむのです。そして、ディフェンスが守ろうとするのを妨害したり、パスを受けてシュートします。

 よくあるのは、フローターがシュートしようとボールを受けて走りこんできます。そのままだと上からシュートを打たれてしまいますから、フローターをマークしていたディフェンスは2・3歩前に出て自由にシュートを打てないようにします。その瞬間ポストが前に出たディフェンスをブロックします。すると前に出たディフェンスは自由がきかなくなるので、フローターがシュートを打つチャンスが増えます。

 また、ブロックした後、瞬間的に前に出たディフェンスの下に移動します。そうすると一瞬ポストをディフェンスが誰もマークしていない状態になります。その時にちょいとフローターからパスが通れば、ポストがシュートを打てます。それを防ぐためにディフェンスの他のプレーヤーがポストをマークするために移動すると、フローターの前がポッカリ空いてディフェンスのいない状態になり、シュートのチャンスとなります。さらに、別のディフェンスがフローターをマークすると先に書いたような3対2の状態を作ることもできます。

 同様にブロックせずに前に出たディフェンスの背後に瞬間的に移動することもあります。そうすると前に書いたと同じ状態になり、ポストがシュートしたり、フローターがシュートしたり、3対2の状態になります。

 ポストの動きとフローターの動きとは練習を通じて阿吽の呼吸というやつです。ポストがフリーになつた時にパスしてくれるように声を出しますが、毎日の練習を通じてお互いの動きがわかるようになるのです。

 さて、ポストでシュートを打つときには、チームの皆が得点するのを期待するので、シュートをはずした時はチームがガッカリとなつてしまいます。フローターは何本シュートを打ってはずしても、そうそう決まらないとチームの皆が思っているのでガッカリすることはないのですが、ポストのシュートには得点の期待が高まります。

 とうことで、またハンドボールでの経験について書いてみました。